ちばこうバス（京成タクシー成田）【旧・千葉交タクシー】車両図鑑・2

「その1」の続きです。今回も、「ちばこうバス」で活躍する車両を掲載していきます。京成タクシー成田（旧・千葉交タクシー）は銚子市内の一般路線バスのほか、成田市内で特定輸送（企業送迎、スクールバスなど）も行っており、成田営業所にもバスが配置されています。

（19.03.07　文章を変更しました。）

T07（千葉200 か2928）
形式:PA-LR234J1　京成タクシー成田・銚子営業所所属　撮影場所:銚子駅前

京成タウンバスからの移籍車で、タウンバス時代の車番は「T017」（足立200 か1287）でした。

T07（旧）（千葉200 か2489）
形式:KK-LR233J1改　千葉交タクシー・銚子営業所所属（撮影当時）　撮影場所:銚子駅前

京成バス金町営業所→京成タウンバスからの移籍車です。ちばこうバスは海沿いを走る路線が多くあり、老朽化が進行することから車両の置き換えペースが速く、同じ車番を名乗った車両が複数存在することがあります。この旧T07号車は現在は廃車となっています。京成時代の車番は「8152」、タウンバス時代の車番は「T188」（足立200 か206）でした。

T09（千葉200 か2659）
形式:KK-LR233J1改　京成タクシー成田・銚子営業所所属　撮影場所:銚子駅前


京成タウンバスからの移籍車です。このT09号車は、ちばこうバスに最後に移籍した幕式の行先表示器を持つ車両でしたが、現在は残念ながら廃車されています。タウンバス時代の車番は「T003」（足立200 か505）でした。

T10（千葉200 か2779）
形式:KK-LR233J1改　京成タクシー成田・銚子営業所所属　撮影場所:銚子駅前


現在のところ唯一となる東京ベイシティ交通からの移籍車です。カラーリングは基本的にそのままですが、この車両だけイルカのイラストが追加されています。2017年8月より、映画「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」のラッピング車両となっていました。

正面の「ノンステップバス」の書体はベイシティ交通のオリジナル書体です。 ベイシティ交通時代の車番は「1041」（習志野200 か484）でした。同期の1042号車はちばレインボーバスに移籍し、同社の305号車になっています。

車番不明（成田200 か1411）
形式:PA-LR234J1　京成タクシー成田・成田営業所所属　撮影場所:京成成田駅前

成田市内で特定輸送用として活躍している京成タウンバスからの移籍車です。「ちばこうバス」のステッカーなどはなく、社名が変更されているのみで外観は京成タウンバスそのものです。タウンバス時代の車番は「T019」（足立200 か1300）でした。この車両は元々、千葉ナンバーの（千葉200 か3006）で登録されていましたが、諸般の事情で成田ナンバーに変更され、契約輸送用となりました。

東京都内のバスに貼られている「動く防犯の眼」ステッカーも剥がされずに残されています。