やっっっとプラチナデータ観て来ました。ずっとバイトで観れなかったんです。
ネタバレ、がっつり辛口評価です。
ご気分悪くされるかもしれないので、少しでも「…?」って思われた方はホームに戻ってください。
・要所要所の重要な台詞の違和感
「信じてくれ、私は犯人じゃない!」
「真のプラチナデータとは一体なんなんだ!」
こんな言葉、切羽詰まったときに出ます?
「貴方」とかも緊迫した中では出てこないと思う。
ツールとして優秀だと見込んだ浅間に信じてくれとかちょっと陳腐。
言ったとしても「違う」「やってない」とかのシンプルな言葉じゃないかな。
そこに違和感を感じてしまうのは脚本の悪さか、二宮さんの力不足か。
・警察描写のずさんさ
みんなあり得ない動きしかしてなくて笑った。
・トヨエツの芝居、台詞まわし、走り方
やっぱり彼はすごい。あの違和感たっぷりの台詞をサラリと落としていくし、動きも表情も色気を纏わせながらも強い意思を感じさせる。
演技じゃない。芝居。
走り方は今のところ、俳優の中では一番好き。この映画を成り立たせてるのは彼の力が多大だから。
・DNAによる捜査と警察の存在意義
こんだけすぐにタマの目星つくなら、柔道とかやってる素人をアルバイトで雇って捕まえさせたら?
・嵐の主題歌は必要だったか?
これ重要だったと思う。
ブレスレスは良かった。すごい好みの曲調。
でも、この映画の主題歌とするには少し軽い。嵐の曲が悪いわけでは無い。
エンドクレジットって映画のラストじゃないですか。私の中ではすっごく重要なんです。
今回の映画は劇中で使われたサウンドトラックでよかったと思う。ラストでサントラ聞いて「…あ!!」って気づくことも多々あるから。
医療として重要な位置にあるDNAをベースに作られたミステリのラストを飾る曲をアイドルが歌う曲にする必要があったか、と。思ってしまうわけです。
・二重人格、主人公に近しい人物が犯人であることが安っぽい
え、二重人格ってそんなに普通の病気なの?
・バイク必要?
追っかけっこの映像が中途半端。安っぽい。
・劇中の車がアストンマーチン、バイクがKTMだった件について
バイクのセンス……
・警察施設の中で拳銃出した浅間は処罰を受けたか?
多分お咎め無しでしょうね。
・アダムとイヴ、水上がキリシタンだなんて知りませんでしたけど。
肋骨抜くなよ。痛いやん。見てるこっちが痛いやん。
・メモひとつで二重人格と見抜けるか
せめて「これは一体どういうことなんですか?」にしておいてほしい。
・場所の名前を英語と日本語で表記
邦画でしょ、これ。
・アクションの必要性、アクション映画なのかミステリを描きたいのか
アクションとミステリのバランスが悪い。
・どんでん返しのつもりだったんだろうけど、返っても無い
水上がタマ、神楽が交代人格であるということ、全く劇的な展開にならなかった。
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とっちらかってます。
本当に申し訳ないです。でもこれが正直な感想。
二宮さんは二宮さんの、トヨエツはトヨエツの良さは出てました。
個人的には最後にアトリエでリュウが動揺するシーンが好きです。
トヨエツ素晴らしい。
文句のつけようがない。ロングコートが似合いすぎて困る。
ニノトヨの身長差が好き過ぎて。ぎゅんぎゅんしました。
おわり