日本海側 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

新潟市以北の新潟県下越地方と秋田県沿岸部を結ぶ、東北地方・日本海沿岸の大動脈鉄道路線といえば、

 羽越本線

新潟県・新津駅から秋田県・秋田駅までの全長274.4km・全61駅(内貨物駅1)を有する同路線が全通したのが、今からちょうど100年前の今日のことでした。

     
 

1912(大正元)年9月に新津駅 - 新発田駅間が信越線として開業して以来、山形県内で酒田線、秋田県内で羽越北線の建設が進められ、それぞれを接続する形で工事が進行。

 

そして1924(大正13)年7月31日 に村上駅 - 鼠ケ関駅間 (41.6km) が延伸開業し、村上線を羽越線に編入して新津駅 - 秋田駅間・酒田駅 - 最上川駅間が羽越線として全通。

その翌年に現在の羽越本線に改称されました。

この羽越本線は今でこそ疎遠ですが、私は損保在勤中新潟支店に赴任し新発田・村上など下越地方を担当していた際、よく利用していました。

その中で、思い出がふたつ。

1つは、以前記事にした〝半自動ドア〟。(↓)

 

 

そしてもうひとつは、同路線を走る特急 『いなほ』。

   

私が利用していた20年以上前はこんなシャレた車輛ではありませんでしたが、新潟駅~酒田・秋田駅を結ぶこの特急には何度乗ったか分かりません。

※厳密にいうと、新潟~新発田間は羽越本線ではなく白新線。

特急列車なので新潟県内では新発田・村上など数駅にしか停まらず山形県内に入ってしまいます。

何で思い出深いかというと、以前村上営業所に勤務していた社員が新潟市内で飲んで帰宅する際、この『いなほ』に乗って寝込んでしまい、目が覚めたら吹雪の山形・横手駅だった・・・という大乗り過ごし事件が。😱

当時新発田支社長として赴任していた私は、その年上の社員から

「支社長も、寝過ごさないように気を付けなされヤ。」

なんて脅かされたものですから、支店の会議等で新潟市に行き『いなほ』に乗って帰宅する時は極力深酒せず、絶対に眠り込まないように気を付けたものでした。

特急列車にあんなに緊張して乗ったのは、この時だけでしたネ。

今度この特急列車に乗る機会があれば、もっとゆったりと旅を楽しみたいものです。😅


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