感 謝 | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

世界で最も有名なアマチュア・ゴルファーといえば、〝球聖〟ボビー・ジョーンズ。(↓)

 

 

対して日本で最も有名なアマチュア・ゴルファーであり、同じく〝球聖〟とも称されるのが、中部銀次郎氏(1942-2001)。

日本アマ6回制覇という不世出の記録を持つ中部氏の生誕80周年を記念して、彼の言葉を集約した

『中部銀次郎 ゴルフ 心のゲームを制する思考』
              (本條 強・著 日経BPマーケティング・刊)


が発刊されたことを最近知り、早速読んでみました。

    

今日は、その中から私が特に感銘した箇所を(一部編集にて)皆様にご紹介したいと思います。

          ◆    ◆    ◆    ◆

「ゴルフでは悔しく思うことばかりおきますよね。 でも悔しい悔しいと言っていてはゴルフは楽しくないし、スコアも良くはなりません。

ですから、悔しいと思った時こそ逆に〝ありがとうございます〟と言うのです。」

 

「例えばティーショットでチョロして20ヤードしか飛ばなかったとしますよね。

カッと頭に血が上るでしょう。

でもその時に〝20ヤードも飛んでくれてありがとう〟と言うのです。

すると冷静になれるから、2打目で無理して飛ばそうと力むこともなくなるし、しっかり素振りしてアドレスを取って打つことが出来る。

つまり、連続ミスを防ぐことが出来るんです。」

「ティーショットでボールを曲げて林に入れた。 

ボールのところに行ってみたら、前は木が密集している。

自分の不運を嘆きつつ、頭に血が上っているから、エイヤッと狭い空間を狙った挙句、木に当ててОB・・・こうなると、悔しいが後悔に変わる。

でも、後悔しても後の祭りです。

だったら、ボールが見つかり打てることに感謝するわけです。

〝ありがとう〟と言えば冷静になれて、後ろに出すことも出来ます。

どんなことが起きても〝ありがとう〟と言ってしまえば、気分転換が出来、大叩きを防ぐことが出来るんです。」

「たとえトリプルを叩いても、トリプルで収まったと思えば感謝できますよね。 気持ちが切り替えられて、次のホールで良いプレーが出来るものです。」


          ◆    ◆    ◆    ◆

拙ブログでは、これまで何度か感謝の大切さを記事にしてきましたが、ミスショットした時に感謝するという発想は、これまでありませんでした。

短気な私はミスショットするとカッとして、更にドツボにハマることが

これまで何度もありましたから、その時に感謝して気を静めるという中部氏のアドバイスは、まさに目から鱗。

今後のラウンドで、是非実践したいと思います。

おそらくこの考え方はゴルフだけでなくあらゆるスポーツでも有効なはず。

是非皆さんも試してみてください。

中部さん、ありがとうございます。


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