小 熊 | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

今日は、おそらく世界中の子供や女性に最も愛されているぬいぐるみの記念日・・・


 テディベアの日


なのだそうです。


今からちょうど120年前の1902年秋、ハンティングが趣味のアメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルトがクマ狩りに出かけました。

 

しかし肝心のクマが現れなかったため、大統領は1頭も仕留めることが出来ず仕舞い。

 

そこでお供の人が大統領の面目を潰さないようにと、生け捕りにした1頭の子グマを用意したのですが、大統領は


「スポーツマン精神にもとる。」


と言って引き金を引かなかったとか。

 

それを同行したワシントンポスト紙の記者が美談として挿絵入りで記事に。(

         

     

 

それを読んだ駄菓子屋を営むモリス・ミットムというロシア移民が熊のぬいぐるみを作り、ルーズベルト大統領の愛称〝Teddy 〟と名付けて発売したのが始まりとされています。

 

そして美談の主・ルーズベルト大統領の誕生日である10月27日をテディベアの記念日にした・・・というわけ。

 

このテの政治家絡みの美談ってのはとかく眉唾物というかヤラセが多いんですが・・・今日は敢えてツッコミは入れますまい。

 

そして同時期にドイツのマルガレーテ・シュタイフ社というメーカーがライプチヒで開催された展覧会に熊のぬいぐるみを出品。

 

これに目をとめたアメリカのバイヤーが3,000体を輸入・販売して大ブームに。

 

このぬいぐるみもテディベアと呼ばれたことで、その名前が定着したんだそうな。

 

     ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

 

日本でブームになったのは、1980年代。


海外旅行に出かけた若い女性が欧米でこのカワイイぬいぐるみを買って帰ると、それを自分で作る方も増えてバブルがはじけた後もその人気は衰えず。

 

現在は伊豆と那須にテディベア・ミュージアムがあり、多くの方が来訪されているとか。

 

女性はいくつになってもこういうカワイイぬいぐるみを作ったりプレゼントされるのは嬉しいんでしょうネ。

 

・・・ということで、以前私は女房にテディベアをプレゼントしようと思い、念のため彼女が喜ぶかどうか聞いてみたんです。 そうしたら、

 

「要らない。」

 

つれないお返事。

 

「どうしてョ。 普通は喜ぶのに。」

 

と、せっかくの好意を無にされ気分を害した私がムッと聞き返すと、女王様はたった一言。

 

「だって、ウチには生きたクマが一頭いるから!」

 

・・・お後がよろしいようで。😅

※ちなみに、彼女がイメージするクマは、こちら。(↓)

   

私がデスクワークや食事している後ろ姿が、ソックリだそうな。


・・・おい、俺の足はもっと長いゾ!😠



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