昔から拙ブログをご愛読いただいている方はご存知かと存じますが、ウチの女王様には霊感があるんです。
私が以前葬儀屋をやっていた時は、帰宅すると
「今日火葬場に行ったでしょう。 また連れて来ちゃったわョ。」
な~んて、何度言われたことか。
霊感がない私に、全くそんな自覚症状はなかったんですけどネ。
リタイアして以降そんな会話はなくなりましたが、それでも彼女のように霊感のある人には霊が寄って来やすいらしく、
「ここのところ、(何人も霊がついて)肩が重いのョネ~。」
と時々こぼしていたんです。
今までは定期的に霊媒師さんに除霊してもらって楽になっていたんですが、その方が体調を崩して休業状態に陥ったため、ここ数ヶ月は霊が寄ってくる一方。😅
以前仕事で三重県に出張した際、伊勢神宮に寄って境内に入ったらス~ッと肩が軽くなった経験があったらしく、それにすがろうと今回のお伊勢参りとなった次第。
決してGo to キャンペーン中だからって訳じゃなかったんですが・・・しかし前回と違い、境内に入っただけで肩は軽くならなかった様子。
それだけついた霊の数が多かったのか、はたまた強い霊がついてしまったのかは定かではありませんが、そこで我々2人は雅楽の調べと共に舞いを奉納するご祈祷〝御神楽〟を申し込みました。
案内されて入った神楽殿(↑)で笛や笙の音色に合わせた巫女さんの舞を見ていると、霊感の無い私でも厳かな心持ちになり、古代にタイムスリップした気分に。
やっぱり自分は日本人なんだなァ~、と実感した次第。
撮影禁止だったため、伊勢神宮HPより拝借
御神楽を終えた後、彼女に 「どうだった?」 と聞くと、
「良かったわョ。 宮司さんが拍手(かしわで)をパンッと打った瞬間、(霊が)消えたみたい。」
ですって。
さすが伊勢神宮は霊験あらたか、まさに大願成就の瞬間!?
わざわざ来た甲斐があったというもの。
しかしこの神楽殿、入ってみてビックリしたのは参拝客を固い畳の上で座らせ、椅子はおろか座布団すらなかったこと。
神楽殿を出る際、窓口で 「座布団もないのは武漢肺炎のせい?」 と聞いたら、それは関係なく昔から畳に座っていただいている由。
これじゃあ脚や膝が悪い方には、辛いはず。
決して安くない初穂料を取る以上、もう少し顧客サービスを考えてもいいんじゃないかと思いますけどねェ。
それはともかく、女王様としては目的を達成してご満悦。
「またお祓いしてもらいたいワ~。」
ですって。
もしかしたら、来年も〝除霊ツアー〟をする羽目になるかも・・・。
あくまで女王様個人の感想であり、必ずしも伊勢神宮に除霊効果があるとは限りません。