・・・といっても、スカートの話じゃありませんョ。
今日・9月9日は、子供から大人まで幅広いファンを持つオモチャ、
チョロQの日
なのだそうです。
由来は、単純に〝Q〟と〝9〟を掛けただけなんですけどネ。
チョロQの誕生は、今からちょうど40年前の1980(昭和55)年。
当初〝豆ダッシュ〟という名前でテスト販売したところ子供たちにウケたため、 「チョロチョロ走るキュート(cute) な車」 から語調合わせで〝チョロQ〟と命名して本格的に発売。
小学館のコロコロコミックに連載された 『ゼロヨンQ太』 でブームは一気に加速。
以降2009年まで、一般販売されたスタンダード・シリーズだけで100車種以上。
その他地域限定品や企業・キャラクターとのタイアップ、また飛行機など自動車以外の乗り物などを合わせると実に1,000車種以上あるとか。
現在ではチョロQハイブリッド(!)シリーズも登場、更には人気に便乗した類似品・・・マニアの間ではチョロQもどきの〝モドQ〟なんて呼ばれている代物まで出回っているそうですから、その数たるや凄まじい限り。
初代チョロQ
では、なぜこの製品が長きにわたって人気を持続できたのでしょう?
私が思うに、それは
① 1台当たり数百円という子供にも手が届く低価格設定。
② 長さ5cm×幅3cm×高さ3cmという、およそ本物とは似ても似つ
かぬズングリ型というか寸詰まり感が、かえってカワイイ。
③ 新素材プラスチックを使った軽量ボディーに、ぜんまい仕掛けのエ
ンジンを搭載、ちょっと引っ張るだけで驚くようなスピードで飛び出
すワクワク感。
あたりが要因かと。
またお尻に10円玉を差し込んで重量バランスを変えると、ウィリー走行もできるというんですから、芸が細かい!
それら全てが子供の、いや大人も含めた遊び心を満たしてくれるのでしょう。
これを集め出したら止まらなくなる気持ち・・・分かるような気がします。
私も実物は絶対買えないロールスロイスとベンツ、それから絶対運転できないパトカーを手に入れて部屋の中で走らせ、ひとり悦に入ろうかナ。
皆さんのお気に入りチョロQは、どんな車種でしょうか?