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ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

昔、ドリフターズや吉本新喜劇のお笑いの小道具として、また女子プロレスの極悪同盟が凶器(?)としてよく利用したものといえば?

 

・・・そう、〝一斗缶〟ですょネ。

 

相手のアタマを殴ると 「バ~ン!」 っていう派手な音が出ますが、意外とダメージが少ないので小道具としては重宝な一品。

 

もちろん本来の利用目的は人を殴るものではなく、液体を運搬する容器なのですが・・・実はこの〝一斗缶〟、現在は正式名称じゃないって、ご存じですか?

 

最初は、石油を入れたので〝石油缶〟。

(この名残で、現在普及しているポリタンクも同じ容量なんですって。)

 

その次に容量が一斗だったので〝一斗缶〟。

 

戦後は、同じく容量の単位から〝5ガロン缶〟。

 

そして現在はJIS規格によって、〝18リットル缶〟が正式名称に。

 

今日・5月18日は、その5ガロンと18リットルにかけて、

 

 18リットル缶の日

 

なのだそうです。 

 

                         

 

ところで、このスチール製の缶、なぜ容量が半端な18リットルなのか?

 

それは、一升瓶1.8リットル10本分が、人間の手で運べるほぼ最大の容量だから。

 

では、どうして形が味気ない直方体なのか?

 

その理由は、輸送時や保管時に隙間なく積み込めコストが軽減されるため。

 

JIS規格により、一辺が238±2mm、高さが349±2mm、質量が
1,140±60g、容量19.25±0.45リットル・・・と厳格にサイズが決められており、何と10段くらいまで積み上げられる強度があるとのこと。

       

 

コントでは殴ると簡単に凹みますが、実は丈夫な容器なんですネ。

通販などで1個1,000円前後で入手でき、年間流通量が約2憶個という、縁の下の力持ち的存在の18リットル缶。

 

飲食店では燻製器として利用したり、リサイクル製品としても優れているそうですから、簡単に殴ったり蹴ったりして凹まさず、大切に利用しましょう!

 

        

          エネゴリ君の店にあるオーナー手作り燻製機

 

・・・って、コレを自宅に置いてる方、いらっしゃいます?あせあせ
 

 

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