ナイター | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

今年のプロ野球は、セ・パ両リーグとも激戦。 

ペナントレース終盤までもつれそうで、連日ナイターの結果が楽しみですネ。


今では草野球でも照明をつけて夜間に試合をするのは当たり前ですが、日本で初めてプロ野球のナイターが行われたのは、いつ頃かというと・・・


今から62年前の今日・1948年8月17日・・・横浜ゲーリック球場(現・横浜スタジアムの前身)で行われた巨人対中部(現・中日)の試合だったそうです。


ちなみにこの記念すべき試合は、夜8時プレーボール。

3-2で中部が勝利したそうな。


今でこそ照明設備は昼間のような明るさですが、終戦まもなくの当時はさぞ薄暗かったんでしょうねェ。


ちなみに 『ナイター』 という言葉は当時から使われていたようですが、一般的には和製英語といわれています。


したがってNHKだけはこの単語を使わず、アメリカと同様に 『ナイトゲーム』 と言っているとのこと・・・今度スポーツニュース等を見た時に、気をつけてみてください。

            
           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-夜間照明


私自身プレイヤーとしてのナイター初体験は、(以前拙ブログで書いた)大学時代日本代表チームの一員に選ばれてブラジル遠征した時。


サンパウロで行われた開幕ダブルヘッダー・・・第1試合のプレーボールが午後7時で、第2試合が終わったのが午前1時前という強行軍。


その第1試合で先発したのが私だったのですが、今から30年以上前のブラジルはまだ発展途上。 


球場の整備も不十分で、内野はともかく外野の照明は現在ならテニスコートに取り付けられている程度の小型照明が数基のみ。


外野手の定位置より後ろにボールが飛んでいくと暗くて見失いそうでしたから、ピッチャーの私はとにかく外野にフライを打たれないよう、必死に低めに投げた記憶があります。


今では信じられないような笑い話・・・でも懐かしい思い出です。笑2


一方プロ野球のナイター観戦の初体験は、やはり学生時代の神宮球場。


当時は外野が自然芝。 カクテル光線に照らされた芝生が夜露に濡れてキラキラと輝き、凄く綺麗だったことを覚えています。


現在東京で開催されるプロ野球は全て人工芝ですから、あの風情を楽しめないのが残念・・・マツダスタジアム(広島)や甲子園で観戦できる皆さんが、うらやましい限りです。


エアコンが効いたドーム球場での観戦も快適ですが、やっぱりナイターは夜風に吹かれながらビール片手にに声援を送る・・・昭和の野球小僧のナイター観戦は、コレに限ります。扇子




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