おいらの大好きなワン。
今日はお稽古から帰ってきてから、
彼の小屋がある脱衣所にずっと居ました。
よくよく考えると……
24日の水曜日。
おいらの左足骨折の通院卒業を言われた
その夕方から、急に具合が悪くなった気がする…。
今日はもうとうとう、1度も小屋から出なくなった。
昨日は指につけた水をぺろぺろしてくれたけど、
今日はもうそれもない。
殆ど死んだ様に深く眠っていて、5~10分間隔で、ビクって起きる。
野性の本能で起きてるのか……。
そんな中、おかんが脱衣所に入ってきて
話始めた。
前の犬からだから……
20年以上お世話になってる動物病院の先生が。
今まで見てきた中でも、
とてつもなく我慢強すぎるわんちゃんだと言った。
今、痛み止めの注射や薬を飲んでるけど、
この下半身の痙攣や、ご飯食べない&水も飲めないのは、
相当な痛みを我慢しているからだと思うと。
ガンの大きさからしても、
もう相当痛いはずらしい。
でも何も言わない。
キャンともすんとも何も言わず。
ただひたすらじっと耐えている……。
そして年齢が13歳とまだ若いせいもあるらしいが、
普通の犬よりも……良くも悪くも心臓が強いらしい。
だから、2~3日事に栄養剤と痛み止めの注射をしていれば、
もしかしたら後数ヶ月…もしかしたら1年位、
このまま苦しみながら生きるかもしれないと言われたそうだ。
ツラい言葉で言えば。
死ねない状態。
人間なら、痛みに四六時中悶え苦しみながら生きている状態。
まだそれでも、散歩いけるとか。
好きな食べ物が食べれるとかなら良いけど。
昨日の夕方から、全く動かない。
ただひたすら眠り続けて、時々目を開けるだけ。
おいらのニオイを認識してるのかも怪しい……。
だから。
だから、おかあさんは。
「痛みだけの今の状態は、本当にこの子の為かなって考えてた。」
「だから、安楽死して貰おうと思う」
って、最後に言った。
おいらはただ…
「まだ生きてるのに?」
「まだ、生きてるのに?」
ってしか言えず、泣くしかできなかった。
その後母は脱衣所を出ていった。
涙がボロボロ出た。
わんを触って触って。触ってみた。
あんなに人に……特においらに触られることが大嫌いだったワンが、
何の抵抗もしない。
前足を持ち上げて、手を離したら、
パタリと下に落ちるだけ…。
たまに目が覚めた時。
手のひらを鼻の近くに持っていったら、
小さく『くんっ』ってにおぐだけ。
今も痛みに耐えてるんだな。
って思うようになって……。
正直どうしたらいいのか分からない。
「痛みがいつまでも続くのだけは嫌だ」
って言った。
でも、前の犬の様に、自然と眠る様にお空に行くんだと思ってたから……。
28日今日。
そして朝起きて覗いたら、トイレ(シートひいてる状態)の中で寝てた。
おかんが、小さい温風ヒーターを出してきて、
部屋を昨日より更に温めたら、それが関係あるかどうか判らんけど
オヤツを5粒食べてくれた!!!!
しかも。
指につけた水を何回も繰り返し舐めたので、
ダメ元で水入れを顔に持ってきたら、久々に水を自分で舐めて飲んだ!!!!!!
それだけでも嬉しかったのに……
さっき、急に大きい声で、あんまり聞いたことない泣き方で
「キュンキュン!!!!」
って言いだしたから、慌てて行ったら、
トイレの中で沢山うんちして、しかも自分の体を外にだしてた!!!!!!
感動し過ぎてる…(´;ω;`)