カッパドキアの洞窟ホテルはエアコンが無くても何とか過ごせました
標高が1200メートルなので朝晩は涼しいくらいです
バルーンツアーを終えた方たちも朝食を済ませ9時に出発
まず、翌日に観光する予定だった「三姉妹の岩(スリーシスターズ)」へ
前日ホテルへ向かう途中で見かけた場所です
重なっていて2人にしか見えませんが
展望台へ行くと小さな1人が良く見えて三姉妹
遠くにエルジェス山が見えます
大陸衝突などが引き起こした火山活動がとてつもない量の火山灰を降らせました
範囲は5万2千キロ平方メートルって?
四国と九州を合わせた広さとのことです
雨や風が1千万年の時をかけて削り奇岩を作り出したのが
「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」です
展望台からバスへ戻る道にはお土産やさんが並んでいて
そこで呼び止められたお店
ピスタチオ入りのトルココーヒーを味見したら
こんな風に作ってるって実演させられる私
熱い炭と砂?の上でコーヒーが入った入れ物をすりすり回しています
バスに乗ってギョレメ野外博物館へ
紀元前1800年頃にはもう人が住んでいたと言われています
ギョレメには岩肌をくり抜いて作られた300以上の洞窟教会や修道院が点在しています
西暦7~12年イスラム教徒からの迫害を避けたキリスト教徒が洞窟教会で信仰に専念
1923年にトルコ国内に住むギリシャ正教徒と、ギリシャ国内に住むイスラム教徒の交換が
両国間で合意されギョレメに隠れ住んでいたキリスト教徒はギリシャに移住し
洞窟教会は放棄されました
現在はそのうちの30ほどが「ギョレメ野外博物館」として公開されています
あんなところまで行くの?
体力が無ければ旅行も難しいとつくづく感じます
洞窟内にはフレスコ画がありますが有名な「闇の教会」はツアーには入っていませんでした
暗いため一番保存状態が良いとのことです
9つのドームがある「リンゴの教会」
近くにリンゴの木があったところから名付けられたそうです
「ヘビの教会」「ブローチの教会」など何カ所も見学しましたが
どこも内部は薄暗くフレスコ画も薄れてはっきりとは見えませんでした
多くのキリスト教徒がどのように暮らしていたのか私には想像もつきません
説明を受けてから各自また登ります
洞窟の入り口から振り返るとこんな景色
ステキなお二人と記念写真を
頭からつま先まで覆う服なのに汗をかいている様子がありません
集合場所へ戻りますが木陰は大人気
炎天下で熱中症になりそうですから
トルコアイスで喉を潤しバスへ
放牧されている馬が見えました
到着したのは陶器専門店
レース模様みたい
涼しい場所で目の保養ができました