前回のあらすじ。



娘に飯くれないのに体ベタベタ触ってくるスケベパパだと思われている。




と、いうことで僕は対策を練ることにしました。


うちの赤ちゃんはおっぱいを舐めながらじゃないと寝ないのは前回のブログに書きました。


それ故に僕の育児における最大の問題点はおっぱいがないこと。



自分にもおっぱいが欲しいと思った僕は、ドンキホーテに行きました。



ドンキホーテにはどうせおっぱいみたいなおもちゃがいっぱいあると踏んだのです。


中学時代の僕たちが、こそこそ部室で触って遊んでいたおっぱいボールのように。

(おっぱいボールとは、おっぱいの形をしたゴムボール。当時、僕たちは、「マジでおっぱいと同じ感触じゃん!」とおっぱいを触ったことがないのに言っていた。)



そして見つけたのがこちら。



おっぱいタオルである。


スポーツタオルの中央におっぱいが二つ付いているタオルで、おっぱい部分はおっぱいよりは硬いが、僕の胸よりは柔らかく、硬めのクッションのような感じ。




購入。



しかし、問題点が。



タオルの長さが僕の胸囲より短かったのです。



これでは胸に巻き付けておっぱいを偽造することができない。




そこで僕は、



カーテンまとめるやつを活用することに。



お父さんの日曜大工史上一番バカなんじゃなかろうか。



しかし、これも娘を寝かしつけるためです。



これにさらにおしゃぶりを組み合わせて、もめる、しゃぶれる、埋められる、と三拍子揃ったおっぱいを手に入れました。





そして!






やったーーーー!!!




寝ました!!!





パパの胸で!!!




かわいいーーー!!!




そして、数日後、赤ちゃんはこのおっぱいは味がしないことに気づいて、



僕はおっぱい生活から卒乳しました。



父側の卒乳聞いたことないのよ。






僕から以上。あったかくして寝ろよー



5月に産まれた娘が7月の末くらいについに我が家に来ました。


赤ちゃんはしょっちゅう泣くし、寝て欲しい時に全然寝ないけどとにかくかわいい。

朝起きた時に、僕たち夫婦が覗き込むと嬉しそうにニコニコと笑う姿なんて、完全にゴリラエンジェルです。


とはいえ奥さんは赤ちゃんにつきっきりで大変そうです。



僕は、大好きな漫画『アフロ田中』シリーズの

『結婚アフロ田中』にて

「赤ちゃんが夜泣きした時に夫婦どっちが起きてミルクあげて寝かしつけるか押し付け合う回」

があったので、なるべく夜は交互に起きるようにしようと思っていました。



とはいえ、赤ちゃんが夜泣きをしたらオムツ替えて、ミルクを飲ませて再び寝かすんですが、

うちは母乳100%で育ててるので妻は起きるの確定なんですよ。


であれば他のことを。寝かしつけとか。

って思うんですけど、うちの赤ちゃんおっぱい飲みながらじゃないと全然寝なくなっちゃったんです。



子供ができるまで知らなかったんですが

「赤ちゃんが夜泣きしたら親が起きて寝かしつける。」

の「寝かしつける」

ってこんな長時間寝ないもんなの??


修学旅行くらい寝ないんですけど。


毎日、京都奈良気分なの??



子供が生まれるまで、夜泣きって、夜中に頻繁に起こされるくらいの、楽勝なもんだと思ってました。

夜中に頻繁に起こされて1時間くらい寝ない。←実際にきついのはこれ。

そしてやっと寝たと思っても、またすぐ赤ちゃん起きる。

1時間は寝ない。の繰り返し。


容疑者の心を折る取り調べの鬼みたいなやり口。


マジでうちの娘、ゴリラエンジェル刑事。



うちのゴリラエンジェル刑事の場合は30分くらいおっぱい飲んでうっすら寝て、そのまま眠りが深くなるまでしばらく動かさずに、熟睡したらベビーベッドに移すとやっと親も寝れる感じなので


僕はその間、オムツを変えるという、最初の2〜3分しかやることがなく、その後は嫁の長くて孤独な闘いが始まります。


これはね、もうね、僕は寝ちゃいますね。


アフロ田中の気持ち、よくわかりました。


だって嫁にいつものように抱腹絶倒の爆裂すべらない話をしたら赤ちゃん起きちゃうし。


やることないのに起きてられない。


嫁、ごめん。




ということで、僕が嫁の分まで夜ぐっすり寝る日々が続いた結果、バチが当たりました。




赤ちゃんは今、僕が抱っこすると

おっぱいがないのを確認してめちゃくちゃ泣くようになっちゃっいまして。



うちの娘は今、僕のことを


ご飯ご馳走してくれないのにめっちゃ体触ってくるスケベなパパ」


だと思っています。


完全にパパ活のハズレパパです。




育児って子供と一緒にいればいるほど、懐かれると思ってたんですが、

赤ちゃんはうんちのお世話のありがたみを理解しないため、僕は、どうやら一緒にいればいるほど

「飯をくれないやつだ」という認識が強まってます。


対策を練ります。続く。




僕から以上。あったかくして寝ろよー



おっぱいがないことに気づく娘。



先日ジャパンツアーで来日した、PSGー浦和レッズの試合を見ました。


見たと言っても現地ではなくparaviのアプリです。


PSG、つまりパリサンジェルマンはフランスの強豪チームで何より信じられないくらいお金持ちなので、メッシ、ネイマール、エンバペといった大スター選手を多数抱えています。


しかし、チケット代も高いし、どうせやる気もないんだろう。と思ってチケットをとりませんでした。




僕は中学時代、浦和レッズ対インテルミラノの試合を埼玉スタジアムで観戦したのですが


知ってる選手がレコバ以外ほとんど出てない上にあんまりやる気もないことにガッカリした経験があるのです。(強いて言うならココとトルド、カラグーニスとかもいたけど守備陣だけ主力連れてくるなよ)



その数年後にバルセロナ対レッズを見に行った時は、シャビやデコ、ラーション、ファン・ブロンクホルスト、などはいて強かったけど目玉のロナウジーニョはおらず、当時17歳くらいのメッシも確かいなかったはず。


代わりにバルセロナのステッカーやクリアファイルが配られてガッカリした記憶があります。




そんな経験もあって家で見ることにしたのです。


結果から言えばPSGはシーズン前なのでフルスロットルとまでは言えないけど、思いの外ちゃんとやってて、観に行けば良かったなって思いました。


メッシはこれを逃すともう2度と見る機会なさそうだし、エンバペはスーパーだし、そもそもサラビアやイカルディだって大金払って見る価値のある選手。

レギュラーを目指す選手達もギラギラしてて(そもそもサブの選手もめちゃくちゃ上手い)楽しかったです。




そんな中で僕が気になったシーンが、柴戸選手がネイマールに股抜きをされたあと背後からネイマールの脚を刈り取ったシーン。


いいねぇ。って思いましたね。

柴戸選手がらしさ出してるねぇー。って。


もちろんファールで、このフレンドリーマッチでおそらく唯一イエローカードが出たシーンなのですが、ネイマールは怒ってるようには見えませんでした。



僕にはこのシーンに既視感がありました。




2014年。ブラジルワールドカップを見に行った時。


試合の日以外、と言うか試合の日の午前中も僕はビーチに行き、現地の人とひたすらサッカーをして、海沿いの店が沸いてたら「試合盛り上がってるんじゃね?」

とか言って覗きに行き、お酒を飲みながら放送されているワールドカップの試合を見るという日々を過ごしていました。


深めにタックルいかれてる僕。


海沿いの店。


ビーチには数人めちゃくちゃ上手いブラジル人の青年がいました。


彼らはみんな現地人からネイマールと呼ばれ、そのドリブルを真似ていました。


どっちもネイマール。


そんなビーチでブラジル人対日本人でサッカーした時の話。


日本人の中に、昔ブラジルでプロだった人がいたのですが、写真右のネイマール風のブラジル人がその日本人のおにいさんを股抜きしました。



日本人のおにいさんはすぐさま追いかけて背後からブラジル人の足を刈り取るように削りました。


まさに柴戸選手とネイマールのような感じ。



「うわぁ、遊びのサッカーでそれはケンカになるぞー。」

と思ったんですが、そんなことはなく、それどころかブラジル人の青年は試合後、削った日本人にだけ挨拶に来たのです。



後から話を聞くと



「股抜きをされたら削るのは、ブラジルのしきたりだから。」



とのこと。




ブラジルの青年は、股抜きをした後に削られたことに怒るのではなく

「あ、こいつはわかってるんだ。」


となり、あいさつにきたんだそうです。


ちなみに写真左の細い方のブラジル人はまだ部活時代の貯金があった僕に一対一を止められて「ファールだろ」ってめっちゃ喚いてました。

そこがネイマールなのかよ。


この写真撮った時ですらまだ不機嫌でした。


そして僕がブラジル人を股抜きをした時、ブラジル人がめちゃくちゃ怒ってて、直後に僕は砂浜に転がされることになったんですが、文化に触れた気がしてちょっと嬉しかったです。




柴戸選手とネイマール選手を見てそれを思い出したのでした。






まあ柴戸選手には怒ってなかったネイマール、挑発的なヒールリフトして相手にキレられた時とかは全然キレ返してますけど。



ガンバ戦でもシミュレーションして実況の方に「劇団ネイマール」なんて言われてましたね。



それでも僕がネイマールを好きなのは、

ブラジルワールドカップ期間中、国中の老若男女が試合のない日、試合のない街ですら10番の黄色いシャツを着て歩いてるくらい(マジでめちゃくちゃみんな着てた)期待されていて









日本ではどんな競技でもありえないレベルのプレッシャーを一身に背負った当時22歳の若者が



誰より遊び心があって楽しそうにプレーしてたのを見たからなんですけどね。




ただの悪ガキじゃなくて国中の期待を背負って遊ぶようにプレーしてる


ってのがかっこよかったんですよね。



話はそれましたが


僕から以上。あったかくして寝ろよー




あ、あと家長選手は代表で見たいですね。