第七話 神の国日本 ⑤
さっきから、大いびきで寝ているのは、
銀龍のフレンツ・時
「遠かったなー。人間界
。重かったなぁ皆
。」
薄目を開けてぼやいている、、。
「それにしても、あの御山、
俺達の守っている、龍雪山そっくりじゃん。
龍神様が居そうだなあ。
面白くなってきたじゃんみんな。」
時のこの世の名は、
御山越えの時
これで、役者は全員揃った、、。
第一のプロジェクト
シルバーレスキュー隊
桜の婆ちゃん、とらヲ
石ちゃんの祖父(兄)ツク・ヨンミー
まあくんの祖父 源じい老師
を探し出す。
11人は意気揚々と、自分の持ち場について
まずは情報収集すること。
最後に、、
※天界から来たことは秘密にすること。
※身代わり玉をなくさないこと。
自分の天界での名前が天界の入り口の通行玉なのだから、
この玉は絶対に無くすべからず。
必ず守ること。
「じゃあ、いっせーのせーで、
持ち場に飛ぶよ、、。
「いっせーのせー
。」
そこには、銀龍の時。だけが残った。
春も終盤。
この世を照らす光のように
美しい花びらが、湖に舞い落ちるさまは、
儚さと、美しさに満ちていた。
お名残惜しいと、、、
満開の山桜が散り始めていた。
つづく、、。
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