心の処方箋 天界の約束 | 心の処方箋

心の処方箋

日々、笑っていられますように…。なぜ私は生まれたの。何の為に…。

同じ時おなじ時間に、それぞれの時が流れる。

大切な時間の使い方を、、。

人は、人になるために生まれてきた、、。

そして、あなたは今、、、?

 

第七話 神の国日本 ③

 

藤次郎(まあくん)と新之助(石ちゃん)

は、わすれ薬が効かなかったから、、

皆のことは全て覚えていた。チョキ

「あれ、、?思い出した、、!お姉ちゃんでしょ??

そうだ、、100点良かったラブラブ。ねえ、、藤次郎さん

ここの世界では、皆、

兄弟とか姉妹とか無いの?

設定的にはこの手紙に

書いていると通りだよね!。」

 

「とりあえずは、天王からの約束ごとが書かれているから、

最初の約束事は

皆おんなじだから読むね。

封筒の身代わり玉が天界の通行玉だから、

絶対なくさないことと、

天界のことは、ここでの暮らしの中で、

すこしずつ記憶が薄れていくが、

この世の人には話さないことでも、

信じるのは、天界からの光と一族の血。血統と、

霊統ってわけだ。

目的は、神様の役に立つこと。

いつも、毎日いつでも選択が待っている。

判断する基準は、

神様が喜んでくれる方を選ぶこと。

 

まずはじめの使命は、レスキュー隊の三人を見つけて、

桜を探すことから始めよう。」

 

「あのさ、、、拍手私は、水の音がわかるから、

桜の居場所は雨乞い神示をする場所を

  探せばわかるはず100点。水害のあとは、

   日照りと決まっているのさ、、グッ

必ず雨乞いやるから

桜の趣味だからね、、、ラブラブ

まずは水脈から見てみるよチョキ

石ちゃんあ、、!!

違った!

天界での名前はご法度だったね。

新之助さんラブラブ

頼みがあるんだ、式神をちょっと借してくれないかい??

探査をとばしたいのさお願い。」

 

声を上げたのは、

アイルトン一族の陽太郎であった。

この世界でのお役目は、吉原の遊郭近くで、

小唄と踊りを教えることを生業とし

て、ちょっとは名のしれた

乙音師匠である。

芸の達者な花魁たちにお稽古をつけてる。

それだけに、世の中の流れなど、

裏のことまでたくさんの情報通チョキ

        深い濃紺の着物を粋に着こなすオネエ役キラキラキラキラ

 

隣りにいるのが、おかっぱ頭に、

黒い着物を纏った目の鋭い弔いやお経だった。

「あなたは、、、天界でも黒いお洋服でしたよね。

 あーわかった、エイコ、ロザリオだよね、、。」

 

「あたりやで。人間界でも弔いや、、まあなれとるからな、、

問題あらへん。住まいは、田七長屋、

ちゃちゃと終いつけて、皆ではよ天界に戻ろうや」

(いやいや、、まだ来たばかり、、)

          「はいはーい。次、、、

自己紹介終わっていない人、、話して、、。」

 

静かに手を上げたのが、

グレーの尼僧姿の美女

セレーネ・カエであった。

「私の天界名はセレーネ・カエ 天界では

 生糸を紡ぐ 時神の妖精使いですが、

   ここでは、御寺と呼ばれる月輪の仏様を

     お祀りしてる寺で出家した尼僧をしている。

名を妙心と申します。」

 

つづく、、。