令和1年11月12日(火)
忘れてはならない時のこと。
昔、、大阪である占い師の先生と出会った。
とある神社の参道に、店を構えている先生なのだが、、
どう見ても占い師には視えない。
お参りの帰り道。
表でローズマリーに水やりをしていた先生は
私の方を見た。
水やりの手を止め「ねえ、チョツト、、
どうぞ、、
。」
荒手のキャッチ、、いや違った
。
「お金は、いらんから、ハーブティーでも飲んでいき、、」
不思議な声に、抗うこともなく、店に入ると。
いきなり
「天界でおうたことあるなあ、、思い出してみい、、
」
私も、一応スピ系
瞳の輝きは覚えがある
確かに、、どこかで会った気がする。
「なんで占い師してはるんですか?」
「だって、、占い師が一番めんどくさくないやん」
確かに、、、。
50代後半にしては、美しい美魔女
長い髪を掻き上げながら、優しい声でしゃべる、関西弁のギャップの心地よさ、、。
「同業なんやね、、、生業、面倒くさくなってるやろ、、
でも、、やめてもまた、引き戻されるで、、天命には抗えん。」
「先生もそんな時が合ったんですか」
恐る恐る真面目に聞いてみた。
「あった、、。あった、、。しょっちゅうや。
でもな、無駄な時間は一つもないんや、、螺旋のようにぐるぐる回りながら昇るけど、
重なった部分は、必ず、上に昇っていってる。そやから、、頑張り、、
あともうちょっとだけ頑張り、、必ずいい景色観えると思うで、、」
なんか、、胸のつかえが降りた。
忙しさに、、まだまだ出来る、でも、、もう限界、、。
私って凄いの天狗さんが来てたかもしれない。
優しい口調で、ドンピシャ励ますツボを知っている。
やめて、楽になりたいと、思って神社に参拝した帰り道
神様のおつかいさんやと思った。
もう一度ハナからやり直すつもりで、、あれから、8年。
今度、大阪に行く時は、もう一度、訪ねてみようと思う。
少しは褒めてもらえるやろか、、、。
大好きな、ハーブの鉢植えでも買って、、。