心の処方箋。今日も誰かが傷んだ心でやってくる。 | 心の処方箋

心の処方箋

日々、笑っていられますように…。なぜ私は生まれたの。何の為に…。

同じ時おなじ時間に、それぞれの時が流れる。

大切な時間の使い方を、、。

人は、人になるために生まれてきた、、。

そして、あなたは今、、、?

ダイニングバー

「ときたま」

3話 PM8時からは、

   ナイトクラブ「ときたま」

4.パーティーだ。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

スポットライトが、オープニング曲のイントロと共に、照らし出したのは

ナイトクラブ「ときたま」の歌姫麻子

「アゼルバイジャンの夕暮れは、、、、、」

OPENである。ルンルン

 

ミラーボールが回り始めた、ホールの中で、ひときわ目立つ女性は

着物の襟をシュッと抜いた、柔らか物の黒絹に、赤い帯を締めた月美。ハート

 

今夜は、珍しく、照美も出張っている。赤い絹のドレスをまとい、

髪をまっすぐに下した姿は昼間の制服からは想像できない別人。

美しいいで立ちである。ハート

 

「来てくれたのね、聖人。ご無沙汰だったじゃないの。どうしていたの??

 変わりはないの??お仕事が忙しかったの??あ、七五三の季節だからね。!

 

「おいおい、いきなり質問攻めとはかなわないな、、、。

 俺は相変わらずだよ。!!兄貴は来てるのかな??月ちゃん。!

 しかし、今夜も大繁盛じゃないか、、、。キラキラ

 麻ちゃん歌またうまくなったな。羽根羽根

 

カウンターに座る、襟足の素敵な男は、陣内聖人。♡

そう、物書きで、ときたま農園をやってくれている、陣内先生の弟である。ニコ

 

聖人は、兄が継ぐはずの神社を継いだ。手を合わせる

神様を瞬時に呼び出す達人神主である。手を合わせる

 

電車を乗り継いで2時間半ほどの場所に神社はある。で!

今夜は、陣内先生のお宅に泊まるのであろう。!!

 

ステージの麻子が4曲目の曲が終わるころ

陣内先生が入り口から入ってきた。パー憤

 

「オー。聖人も来てたか、、久しぶりじゃのう。

景気はどうだ、、、。0929見る01

 

「七五三、、、。太極図

 

「あー。そうか、そんな季節か、、、。羽根羽根

 

仲がいいのか悪いのかは、知らない。もやもや

ただ、ひとつだけ同じ共通点があるんだ。!!

それは、同じ、いきあい、間合いで喋るのである。ねこ1

 

「ジンリッキーと、解禁のボジョレー開けてくれる?」

ハイ同時。!!おいで

 

月美は、兄弟の間のイスに腰かけた。!!

 

「あたしは、酒ライムを1杯、、。頂戴するわ。ハート

 

「今夜も素敵だねえ。和服姿とはまた色っぽいのう。月ちゃん。ハート

 

「まあ、いつもながらお上手だこと、、、。ハート

麻ちゃんが今度、プロ歌手オーデションに出るの。

上手くなったでしょう、そしてきれいになった。!!

 

「ほんとうだな、、、。実にいい。ハートハート

 

「今日も来てるな、月ちゃん。カウンターの端に座ったスーツ姿の女。」0929見る01

 

「ええ。先生、たぶん芸能関係者よ、、。!!麻子を見に来ているの、今日で、3日目、、、。苦笑い

 

「相変わらずだねお二人さん。仲がよろしいようで、、、。」

ワイングラスを一気に飲み干すと、聖人は、照美にダンスの誘いをしはじめた。よだれ

 

「ふうーっ、、、。」もやもやもやもやもやもや

月美は、長い煙草に火をつけた。極

 

今日は満月

月のあかりが窓越しから差し込むころ

「常夜あかり」のイントロが始まった、

ダンスタイムがはじまった。

 

つづく。

 

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