今朝の日経新聞から…
経済同友会や経団連などは、あくまでも経営者(企業経営)…すなわち「ミクロ経済」で実績があるにすぎない。
彼らはミクロ経済(通貨の“使用”者)のプロではあるが、マクロ経済(通貨の“管理”者)のプロではない。
いわば「マクロ経済の“アマチュア(素人)”」である彼らが、ミクロ経済の理屈をマクロ経済に持ち込むことは「合成の誤謬 ※ 」の観点からも決して許されない。
※ 合成の誤謬
ミクロでは正しい動きでも、マクロで見たら正しくない…という現象。
例)不景気な時に会社や家庭で節約するのは(ミクロ的には)正しい動きだが、社会全体で見れば経済が動かなくなるので(マクロ的には)正しくない。
あくまでも「彼らに期待することは“ミクロ経済の”提言であり、動き」なんだよね。