今朝の日経新聞の記事。
維新の会の支持率が↑というもの。
立憲民主党もつまらないが、維新の会も「経済の基本を知らない」と言う点では、同じダメ政党なんだよね。
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①「国(中央政府)の財政の根拠」が「(大阪府市という)地方財政の実績」としていること。
地方財政は地方債や地方税など「中央政府(日本政府)と同じような財政政策が執れる」と“勘違いする”人がいる。
地方財政は、政府の管轄下にあるので、財政のあり方が(政府とは)“根本的に”違う。
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②すぐに「身を切る改革」だの「痛みを伴う」だの言っているけど、これは需要を抑えるものなの。
現在の日本経済は慢性的な需要不足の状態=すでに身が切り刻まれて、痛みに苦しみ抜いている状態なのに、“さらに”身を切ろう=需要を抑えようとしているんだ。
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③これも②と同じく出てくる言葉で「規制緩和」だの「生産性の向上」というもの。
この「規制緩和」や「生産性の向上」は供給力を高めるもの(供給↑)なのね。
たしかに規制緩和や生産性の向上は必要なんだけど、「それは需要不足が解消された状態というのが“ 大前提”」なのよ。
現在の日本経済のような慢性的な需要不足(需要<供給)の状態で供給を上げること(供給↑)を行うと、需要と供給のバランスがさらに崩れてしまう(需要<<供給)のは分かるよね?
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同じ地方自治のやり方は、維新の会ではなく、『兵庫県明石市の泉房穂 前市長』が正しいの。
さらに彼は「中央政府と地方自治体とは財政のあり方が違う」ということを理解しているんだ。
彼のように「正しく経済を理解している」人が政治の中心に居てほしいね。