怪奇!!人間フェチおじさん。 | あんてな手帖~和POP雑貨 あんてなへの道~

あんてな手帖~和POP雑貨 あんてなへの道~

金ナシ、コネナシ、経験ナシ。おまけに家庭はアリのサラリーマンが「雑貨屋を開く」という夢を叶える物語。「和POP雑貨 あんてな」オープンへの道とそれからの未知。


僕は歴史の勉強がまったくデキナイので


これが合っているかは甚だ疑問なのだけど、


たとえば江戸時代の大名様や幕末の志士たちに代表されるように、


かつて「政治」に関わる人達というのは、


皆一様に尊敬され、憧れられ、


それぞれに人を惹きつける魅力を持ち合わせていたような


人物たちだったのでなはいかと思う。




もちろん、


その利権を前に目がくらんで志を曲げてしまったり、


甘い汁に引き寄せられるような浅はかな者を


生んだりもしたのだろうけど、


基本的には立派な志を胸にその世界に飛び込んでいる人の


集まりじゃないかと思う。


(もちろん現代の政治家の皆さんもそのはず)




そんな夢や人間力の詰まった世界で活躍を続け、


人々の注目を絶えず集めていると、


必ず足を引っ張ろうとする者が出てくる。




そして、「グレー」と「グレー」と「グレー」を足して


無理やり「クロ」にしたようなやり方でもって、


せっかくの才覚を下に引きずりおろしてしまうのだ。


いわゆる「出る杭は打たれる」というやつ。






―と、ここである事に気づく。






「この構図、どこかで見たことある」






そう、


数年前に社会現象になった「ホリエモン」に代表される起業家達


そして、近年の芸能界の様子にとてもよく似ているのだ。




一度でも〝チョンボ〟してしまうと、


これでもかと集中砲火を浴び、叩かれまくる。


時にはコアなファンしか聞かないような


ラジオの発言なんかまで標的にされ、


ひとたび火がつき始めると、


「お前その時聴いてなかっただろ!」


というような輩も含めドンドンドンドン沸いてくる。


皆同じような口調、まるで能面のような顔で徹底的にやる。




「不祥事」と言ってしまえばとても〝黒いモノ〟のように見えるし、


事実、罪は罪なのだろうけど(ちょっとした失言はそれにも値しないけど)、


まぁそこまで叩かなくても・・と擁護したくもなるくらい、


最近は本当に容赦がない。


それは収まるどころか、年々酷くなっている気すらする。








そんな光景を目の当たりにして育っている今の子供達が、


果たしてそれらの職業に憧れるのだろうか・・?




お笑い芸人なんてまさにそう。


「いや、別に芸人に憧れる子供がいなくなっても別に問題ナイでしょ」


という人もいるかもしれないけど、


「お笑い」や「音楽」で育った僕にとってはたまらなく残念な事。




このままいくと、


お笑い芸人に魅力を感じる子供の数はどんどん減り、


それに比例して「将来のスター候補」の数も少なくなってしまう。




それは、


まるで〝現代にカリスマがいない〟、


〝子供達の憧れの職業ではない〟という


「政治家」と同じ道を辿ってしまうという事なのではないだろうか・・。








人々を惹きつけ、


僕らをドキドキワクワクさせてくれた「面白い人」




政治家、芸(能)人、ベンチャー起業家ときて、現代。


今、そういう意味での「面白い人」というのは、


いわゆる「社会起業家」だったり、


「ノマドワーカー(フリーランス)」と呼ばれるような


人達なのかもしれない。




そして、


〝その流れに敏感に反応している〟


芸人、クリエイター、ミュージシャン、会社員、主婦、学生、


そしてホームレス(!)等の面々なのかもしれない。


(僕のブログの読者の方なら、色々な顔が思い浮かぶと思います^^)








こんな事を日夜考えている僕は、


つまるところ、やっぱり「人が好き」なんだなぁと。


どうりでフィクションの小説やゲームの世界まで手が回らない訳だ。




人間の業ほど面白いモノはない。


それは、何も華やかな芸能活動のようなものだけでなく、


たとえば組織の中での動き方や、育児に対する考え方


人が集まった場での調和のとり方あらゆる場面でのユーモア等々、


日々色々なコトで「面白いなぁ」と感じ取れるアンテナ


僕は常に持っていたいと思う。




そんな人達と、


その人達のそれぞのフィールドの話で盛り上がって、


酒でも飲めたら最高だなと思う今日この頃。






・・なので、


誰か飲みに行きましょう。






はい、


結局、「飲みたい」って事が言いたかった、


今日の記事でした。






・・おしまい(笑)