前回の続きです。
ギターという楽器は
「左手は脳、右手は口・・・?」
又は・・・
「左手は選択、右手は実行・・・?」
あるいは・・・
「左手はコモン、右手はジャンル・・・?」
と、申します・・・・
「は??」
「何言ってんの かわかりまてん?」
要するに、とどのつまり・・・
コードを押さえるのは左手ですが、それをリズムに、あるいはジャンルにするのは右手の仕事です。
同じCMaj7でも右手の弾き方によって、ジャズになったり、フォークになっり、ボサノバになったり・・・するでしょ?
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「あーなるほど、フィンガー・スタイル や カッティング(Stramming) みたいなことね〜」
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そう!それです!
ギターはいろんなジャンルの音楽で活躍している凄い奴なんです。
ロック、ジャズ、フォーク、カントリー、ボサノバ、クラシック、メタル、R&B、ファンク、ブルース、スパニッシュ…ぜーんぶ語尾に「ギター」が付きます(よね?)
(メタル・クラリネットやフォーク・トロンボーンとか聞いたことないでしょ?)
(その内、AKBギター とか 吉本ギターとかできるかもよ…?)
ギターがいろんなジャンルを跨ぐことが出来る理由のひとつが「音色」です(エフェクターもあるでよ)
そしてもう一つ「多彩な奏法」がそれを可能にしているのです。
殆どのギター奏法といえば、右手についてなのです (だって左手はただ押さえるだけだもん)
右手の奏法がリズムを生み出し、それぞれのジャンルの特徴を表現しているのですよ〜
「ギターって素敵!
」
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と、いうわけで、今回はボサノバの右手についてお話をします。
前回はこちらのパターンを紹介しました。
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譜例1)パターンA
注)親指とその他(人中薬)の指を交互に動かすだけですが、感じを出す為に(人中薬)が弦をはじく前に弦をタップ(軽く叩く)する様にするといいです(言葉で伝わらないので実際のボサノバを聞いてくださいね)
注)4拍目の裏のアクセントは常に次のコードを弾く様にすると言う事です。
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右手のパターンは他にもあります。
例えば・・・
譜例2)パターンB
譜例3)パターンC
譜例4)パターンD
いずれのパターンも簡単に弾く事ができると思います。
これらのパターンを組み合わせていろんなボサノバのバッキングができると言う訳です。
組み合わせるときはパターンの半分(2拍)づつを組み合わせます。
譜例5)C,Dで作ったシンプル・パターン
注)The Girl From Ipanem(Stan Getz · João Gilberto)のイントロはこのパターンです。
その他のパターン
譜例6)D,C,C,Aで作るとこうなります。
譜例7)上記の譜例6の逆 C,A,D,C,で作ると・・・
はじめのうちは右手だけで、コードを押さえずに左手を軽くフレットに触れてミュートの状態でリズム・パターンを練習するのも良いでしょう。
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それでは実際にコード進行に当てはめてみましょう。
譜例8)Shell Chord での ボサノバ・バッキング
譜例9)トップ・ノートで(半音の)ガイド・ラインを加える
譜例10)Shell Chord での ボサノバ・バッキング(譜例8の1、2小節目をひっくり返したもの)
譜例11)トップ・ノートで(半音の)ガイド・ラインを加える
以上初心者にもできる?ボサノバのバッキング(Bossa Nova Comping)でした。
と、ここまで話して今更ですが、私自身ボサノバはそんなに得意なほうではありません。
ボサノバ及びサンバ、サルサ、ショーロ、タンゴ等、俗に言うラテン音楽はとてつもなく奥深い音楽ですし、素晴らしい音楽家もいっぱいいます。本当は楽譜に書けない部分が多い音楽なので、聴く事が一番の勉強になります。
今回のQ&Aはそれらの入り口としてやっていただけたらと思います。
Bossa Nova Compingに関して、私のおすすめアーティストをいくつか紹介しておきます。
是非聞いてみてください
ルイス・ボンファ
バーデン・パウエル
ジョアン・ボスコ
トニーニョ・オルタ
ギンガ
無窮動シリーズもよろしくお願いします

























