Q「ボサノバのバッキングを教えてください」

Q「貝の和音(Shell Chord)はボサノバでも使えますか?」

 

ボサノバに関しては以前にも記事で取り上げましたが、今回は初心者にも出来るボサノバのシンプル・バッキングを紹介します。

 

ギタリストのマスト・アイテムとも言えるボサノバ・バッキングですが、ボサノバと言う音楽は「弾き語りから生まれた」といっても差し支えないと思います。

 

代表者(というより元祖)はこの方・・・

 

João Gilberto

 

 

 

プンプン「ボソボソって、何言ってんのかよーわからんわ!」

 

滝汗 そ、そこが良いんですよ、ボサノバって・・・

 

Bossaは「隆起、こぶ、波(流行)」Novaは「新しい」

 

・・・だそうです。

 

1950年代後半から流行した結構新しい音楽なんですよね〜

 

えー「そんなことええから、ボサノバの伴奏!早よ」

 

ウインク ハイ

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

上差し先ずは右手のパターンを一つだけ覚えてください

 

譜例1)

親指1回、その他(人中及び薬指)2回を交互に弾くだけです(簡単〜)

 

ピックを親指の代わりに使っても構いません。

 

言葉で言うと「ドチャッチャ、ドチャッチャ」みたいな・・・?

 

親指が小節の 1、3拍を担当しているのでメトロノームを1、3拍で鳴らしながら練習しましょう。

 

 

上差し続いては 左手=コードを押さえます

 

譜例2)まずはShell Chordでやってみましょう〜

注)矢印はコードを変えるべきアクセントの場所

 

注)コードは4拍目の裏で変える様にしますが、ここが初心者の方は難しいかも知れませんがゆっくりとやって感じを掴んでください。

 

 

譜例3)ベースを1度5度に

注)ルートのみの時とコード・フォームは少し変わります。

 

ご質問にあった「貝の和音(Shell Chord)はボサノバでも使えますか?」ですが、どうでしょう?Shell Chordだけでも充分良いでしょう?

 

ウインク「シンプルでやり易い・・・けど」

えー「ボサノバってもっとテンションとか使ってない?」

 

滝汗 は、はい、今からそれを説明します・・・

 

 

上差しトップ・ノートに工夫を加える・・・

 

譜例4)トップノートをなるべく半音で繋げる・・・

 

トップノート(コードの一番上の音)を裏メロの様になるべく半音にするとグッとボサノバ感が増します・・・

 

譜例5)Shell Chord+1で4声に・・・

譜例6)Shell Chord+1で4声に・・・

譜例7)Shell Chord+1で4声に・・・

注)基本はShell Chord + テンションでトップ・ノートを半音になる様に選定する

注)メロディの伴奏の際は邪魔をしない様に気をつける事

 

と、言う訳でもう一つ例を上げます

 

譜例8)

 

先ほど紹介したJoão Gilbertoをお聞きになれば分かると思いますが、親指の1、3拍は殆ど守られますが、アクセントのリズムはいろんなヴァリエーションがありますので、本日の基本が出来る様になったらDIYしてみてください。

 

ヴォイシングやリハモナイズなど様々なジャズ・アプローチを加えると面白い伴奏が出来ると思います、がそれはいずれ又の機会に紹介したいと思います。

 

私の若い頃(1980年くらい)「カリオカ」という ラテン・フュージョン・グループでかつやくされたギタリストの佐藤正美さん著のこの本はボサノバ・ギターの優れたアレンジ譜が多数掲載されています。"カルティーク"というアルバムが好きでよく聞いていました。

 

 

無窮動シリーズもよろしくお願いします