最近の記事で「ヘイ10度」と言うふざけたタイトルの記事を投稿しましたが再び・・・
Q「ボサノバ・ソロ・ギターのアイデアを知りたい」
了解致しました〜
今回はソロ・ギターの 小ネタを紹介
その名も「タラちゃん」
毎度ふざけたタイトルですいません…
質問はボサノバ・ソロ・ギターのアイデアが欲しい・・・
リズムを刻みながらメロ(ソロ)を弾くというのはギターにとって難しそう…でも出来たらいいですよね?
コツは「リズム・パターンを覚えてしまう」
です。
メロディは裏、ベースは表というのがボサノバの特徴ですが、伴奏は4拍目の裏に次のコードが先行するように弾きます。
コードがアクセントと共に8分音符前に食い込む事をアンティシペイション(anticipation)と言います。ジャズの伴奏の時にも使うテクニックなので覚えておくと便利です。
ぼそぼそ声で歌いながらやってみると雰囲気でますよ。
余談ですが、
映画、黒いオルフェは涙ものです。アメリカにいたころ友達の家でこの映画を見せてもらったのですが、オルフェが歌う側で女性が踊りだすシーンをみて、激ヤバ胸キュンになったのを覚えておりまする
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質問にもどります・・・
コード進行はこれを使いましょう。
譜例1
譜例1はどのコードも4声の和音ですがそれを3つのパートに分けて演奏します。
タラちゃんというのはリズム・パターンのことです。
メロディが(タ)
ベースが(ラ)
コードが(チャン)
4拍目の裏からフレーズがスタートする事を意識してください。
それでは練習法ですが・・・
いっぺんにやると頭が混乱するので分解してやってみましょう。
先ずは「タ&ラ」(メロディとベース)の練習から〜
譜例2
メロディとベースを分けて弾きます。4拍目の裏を少しだけ強めに弾くのがコツです。
譜例2に慣れて来たら真ん中の3.4弦を使ってコードを入れてみましょう。
譜例3
TABでみるとこんな感じです。
譜例4
メロ→ベース→コードの順番ですので・・・
タ ||:ラ ちゃん タ ラ ちゃん ちゃ タ:||
と、繰り返してください。(タがフレーズの始まり)
結果、こういうパターンが出来上がります。
譜例5
パーカッションのリズム・パターンを右手に当てはめてソロギターにしました、って感じです。
右手の順番は
タ=薬
ラ=親
ちゃん=人中
です。簡単でしょ?
ブラジルのギタリストToninho Horta はタラちゃんを上手く使って素晴らしいコードワークを聴かせてくれます。
タラちゃんの「タ」の部分に追加のメロディを入れれば結構いろんなヴァリエーションを作る事が出来ます。
譜例6 メロディの音数を増やしたヴァージョン
2弦のメロディの音が増えています。
楽譜で見ると複雑そうですが要するに同じリズムでコードの分散をしてるだけなので、慣れたら以外と簡単ですよ。
ボサノバの名曲(特にジョビン作)はメロディの音数が少ないので、タラちゃんを上手く使えばお手軽にソロギターが作れます。
How insensitive
Meditation
Look to the sky
Dindi
Once I Loved
等はタラちゃんを試すのに、おすすめ曲です。
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1人でギターを弾いて間を持たせる為には複数の方法で同一の曲を弾けるようにすれば良いと思います。
「タラちゃん」「ヘイ10度」と後3つくらいの方法を随時スイッチングしながらソロギターを弾けるようにすれば、行き詰まって止まってしまうこと言う事もなく楽しい演奏が出来ると思います。
その内他のソロ・ギターのプチ・アイデアも紹介したいと思うます。
もちろん、Joe Passのように神技連発でフィニッシュ出来ればカッコいいですが…程々にしないと髪の毛抜けそうなので気をつけて下さい。
ということで、本日はこのへんで失礼いたす・・・![]()
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私がクラシック・ギタリストの富川勝智氏と作ったこちらの教本にも黒いオルフェが載っております。










