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「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

出版社で書籍の編集者をやっています。
読んだ本からシェアしたい名言・格言をご紹介させて頂きます。

【一カ月で体重10kg減、体脂肪-10%、集中力10倍の成果を出した本・一冊目】 

自分は中肉中背、どちらかというと「スリムですね」と言われることが多かった。
ただ、とにかく食べるのが大好きで、
仕事で会食が続くとお腹回りが気になるかなぁ、というくらい。
毎朝5kgのジョギングと軽い筋トレを続けていることもあり、
「痩せなくては」と思うようなことはなかった。

なので、ダイエット自体は気になっても、行動に移すことがなかった。
そこまで必要がなかったからだ。

ただ、本書の「パフォーマンスが上がる」というキャッチは魅惑的だった。

標準的な食事一食分を消化するのに費やされるエネルギーは
「ハーフマラソンを2時間で走るのと同じ」というのを読み、
もうやるしかない、と思った。
消化のことを気にしたことなど、体調を崩した時くらいだ。

「消化にエネルギーを使わない食事を食べれば、パフォーマンスが上がる」

という至極分かりやすいロジックにすぐさま反応してしまった。
読んだ翌日から早速、実践してみた。

本書のポイント、自分に響いたところを以下ご紹介したい。

……………………………………………………………………………………………………

食べたものがすぐエネルギーになるわけではない。
おにぎり一つであれば、胃で消化するのに5~6時間、
小腸で栄養を吸収するのに7~9時間、大腸で残りの水分、
栄養素を吸収するのに25~70時間、その後排泄される

ハイパフォーマーであるために「今日、明日」でなく「半年後」を考えて食事をする

コンディショニングをするには、生活習慣の見直しが必要

■空腹の効果
・サーチュイン遺伝子が働く…空腹時にだけ活性化し、
  頭を働かせ、集中させる力を持っている
・脂肪が燃焼する…空腹時しか脂肪は燃焼しない
・老化を防ぎ、若さを保ってくれる…満腹だと消化にエネルギーを浪費してしまう
・免疫力が上がり、病気を防ぐ…胃に何か残っていると消化を優先する
・病気や傷を癒す…満腹だと治癒力にエネルギーが回らない

■消化を制すれば、仕事の能率が上がる
・普通の一食分の消化に使うエネルギー
  =ハーフマラソンを2時間で走るのと同じ体力
・消化=体力の浪費
→消化が悪い食事がコンディションを低下させる

■主な食べ物の消化時間
・果物→約1時間
・野菜→約2~3時間
・焼魚、煮魚→約6時間
・炭水化物→約8~12時間
・刺身→約8時間
・揚げ物→約12時間
・肉→約12~24時間
→肉を食べるなら最低40回は噛む

肉は動物の死体。酵素も栄養素も死んだ状態。
死んだ肉の動物性タンパク質は腸内環境を悪化させ、
毒素を多く発生させ、血液を汚す原因に。

肉食動物は死んで時間が経った肉は食べない。

■消化が良く体に良い食品一覧
・新鮮な生の果物と野菜(新鮮でなければ食べない方が良い)
・加熱しないと食べられない野菜は蒸すならOK(ブロッコリー、アスパラ、もやしなど)
・豆腐(高野豆腐は添加物入りの可能性があるので注意)
・納豆(付属のたれは添加物なので使わない)
・味噌汁(味噌は塩分控えめを)
・豆乳(防腐剤が入っていないもの)
・海藻
・キノコ
・蕎麦
・ゴマ(油なので少量)
・玄米と雑穀米(白米はできれば避ける)
・鮮度の良い白身魚(赤身は脂が多いので注意)
・アルコールの入っていない甘酒(即エネルギーになる)
・ハチミツ(この世に存在する唯一の天然サプリ)
・ドライフルーツ(漂白剤、砂糖、添加物がないもの)
・木の実、ナッツ類

■まずは果物でデトックス
・果物は糖質や脂肪を分解、燃焼する酵素が豊富
・抗酸化作用の高いポリフェノールが多く含まれ、細胞の活性化と代謝を促す
・食欲を抑える、アミノ酸が含まれる
・消化にエネルギーを取られず、食べても眠くならない
・免疫力が高まり、太りにくい体になる
・便秘が改善し、肌がきれいになり、むくみがなくなる

■果物は果糖が高いので太るのでは?
・果糖は天然の糖、砂糖は生成された糖なので別物

■フルーツデトックスの方法
・常温に戻した新鮮な果物を大皿2つ分食べる
 (冷えたものだと体が温めようとしてエネルギーを使う)
・果物は胃の中で他のものと混ざると酸化するので、お腹が空っぽのときに始める
・できれば水分の多いものが理想。
  水分の少ないバナナなどを食べたければ最後に食べる。

■フルーツデトックスのスケジュール
<1~30日目>
・3日間  朝昼晩 フルーツ
・3日間  朝 フルーツ  昼 サラダ→ランチ  夜 サラダ→ディナー
上記3日間を交互に繰り返す

<31~60日目>
・1日間  朝昼晩 フルーツ
・6日間  朝 フルーツ  昼 サラダ→ランチ  夜 サラダ→ディナー
上記を交互に繰り返す

<61日目以降>
・朝 フルーツ  昼 サラダ→ランチ  夜 サラダ→ディナー
フルーツデー卒業。週に1回はフルーツデーを取り入れるのが理想

<飲み会・会食のある日>
・前日  朝昼晩 ノーマルデーorフルーツデー
・当日  朝 フルーツ  昼 フルーツ 夜 飲み会
・翌日  朝 水のみ  昼 フルーツ 夜 フルーツ


本書は、「受験の神様」「現代文のカリスマ」として
数々のベストセラーを生み出した著者の最新作。

表紙の女の子(ハルカ)が、出口先生に記憶術の
レクチャーを受けながら進んでいくというユニークな構成だ。

脳科学に基づいた記憶術なので、一見とっつきにくい内容ではあるのだが、
記憶術ビギナー(ハルカ)が出口先生に質問しながら進んでいくので、
素人の自分でも平易に理解できた。

特に記憶には四つの段階があるというのは何となくは知っていたが、
その違いが明快で肚に落ちた。

・ファミリア=親近感
・リコグニション=見分ける
・リコール=再生する
・オートマティック=自動的→習熟

この仕組みを知っていれば、丸暗記など無駄な努力をしないで済むだろう。

また、記憶を定着する方法も奇を衒っておらず、非常に分かりやすい。
学生時代にこの本に出会えていたら……と少し悔しかった(泣)

受験を控えた学生やその親御さんは勿論、
資格試験など受ける社会人の方にもお薦め。

自分などは出口式記憶術を試すために
何か試験を受けたくなったくらいだ。

発売10日で五刷というのも納得。

読みやすく分かりやすい。モチベーションも上がる一冊!!



仕事で,初対面なのに、実に自然にこちらの懐に入ってくる
素晴らしい方と出会った。


職業柄、多くの「はじめまして」を経験しているが、
なかなかここまでの人はいなかった。

過剰でもなく、かといって遠慮気味でもない。
職人技に近い、自然で気持ちの良い初対面に感動した矢先、
出会ったのが本書だ。

「あの人の半分くらい上手になれたら…」
そんな期待を込めて、本書を手に取った。

著者は20歳で所持金1500円から起業し、
現在多くの会社の運営に携わっている人物。
1年で5000人以上の企業家と会っていると経験から、
「自己紹介で損をしている人が多すぎる」と感じたのが執筆のきっかけとか。

<第一印象が悪く、自己紹介がありきたりであれば、
相手からもう一度会いたいと思われないのです>

という著者の自己紹介法のポイントは
■事前にやるべきこと
1、セルフブランディングにより自分の価値を明確にする
2、それをもとに自分の長所を伝える「ストーリー」をつくる
3、短文にまとめる

■自己紹介の本番でやるべきこと
1、相手本位のトークを展開すること
2、そして相手に話をさせ、聞き役に徹すること

<自己紹介は現状を打破する突破口になる>
という信念が随所に感じられる本書の中で特に気になったポイントを挙げたい。

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■メラビアンの法則
・感情や態度に矛盾した情報が与えられたとき、人はどの情報に重きを置くか
・言葉の意味…7%
・声質、声の大きさやイントネーション…38%
・表情…55%

メラビアンの法則は相手がどちらともとれるメッセージを
送った状況のみで当てはまること。
「人は見た目が9割」はウソ。
「話す内容」をおろそかにしてはいけない

■第一印象は7秒で決まるのか?
・ワン・クラップの法則…第一印象が一瞬で決まる原理
・初頭効果…物事の最初が印象として残りやすく、
 その後の印象に大きく影響を与える
→だからといって、見た目がよい人でなくも大丈夫!
・「声」と「話す内容」によって、最初のマイナスイメージを挽回できる

■自己紹介の黄金ルール
1、笑顔で臨む
2、ひとつ高い声でわかりやすくしゃべる
3、自信のあることを強調しない
4、相手目線での自己紹介を意識する

■相手が答えたくなる質問の仕方
◎「私は○○ですが、あなたは?」
・私は広告の仕事をしていますが、あなたは?
・弊社の定年は65歳ですが御社は?

◎「よく知らないので教えてください」
・御社製品の技術の凄さは素人の私にはわかりませんので、
  後学のためにも是非教えてください

■自尊心を支える3つの欲求
1、自己好感…「自分を知ってほしい」「自分を好きになってほしい」という欲求
2、自己有能感…「自分を優れた人間と認めてほしい」
   「自分を価値ある人間として認めてほしい」という欲求。
   主に能力を承認されたいという欲求
3、自己重要感…「自分を大切な存在として認めて欲しい」という欲求。
    主に存在を重要だと認めてほしいという欲求。

■リアクションの達人になる
◎感嘆詞を駆使する
・「まあ、なんて素敵なんでしょう」
・「うわっ、驚きました」
・「ほーう、それはすごいですね」

◎頷きとあいづち
・「そうですか、それは大変でしたね」
・「なるほど。それで、どうなったのですか?」

◎さしすせその極意
「さ」…さすがですね
「し」…知りませんでした
「す」…すごいですね
「せ」…センスいいですね
「そ」…そうなんですか!

■聞き上手になるコツ
1、相手は何を言いたがっているのか…意味を知る
2、どんな気持ちが込められているのか…感情を知る
3、話の腰を折らず、最後まで聞く
4、要約する…相手の話をまとめて確認すると理解度が深まる

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出来ているようで全然出来ていなかったと、
本書を読みながら何度も背中に冷たいものを感じた。

あの時、あの時、あの時……たくさんの「あの時」に戻ってやり直したい限りだ。

ハウツー本でありながら、過去恥部を刺激してくれる一冊。

特に人と会うのが億劫という向きには、
本書を読むことで自己紹介をゲーム感覚で捉えられる効果もあるだろう。

老若男女問わず、お薦めしたい一冊だ。