■成功を捨て続ける
・成功を捨て続ければ成長につながる
・過去の成功に執着すると、同じことをやり続けるだけ
・新しい技術は次々と生まれ、ユーザーのニーズも変化
・気づいた時には時代に取り残されてしまう
・厳しくとも、常に新しい価値を生み出すことに挑戦し続ければ、
その人の市場価値を高められる
その人の市場価値を高められる
■率直にものを言う
・実力の足りない人を持ち上げても勘違いさせるだけ
・実力が足りないとはっきり伝えた方がいい
・それが言えないのは相手を傷つけたくないから
・相手を傷つけたくないのは、自分が傷つきたくないから
・大切なのは目的
・例えば、「部下に成長してほしい」という目的のためなら、
自分がどう思われようが率直に相手に伝える
自分がどう思われようが率直に相手に伝える
■優秀な人ほど喧嘩をしない
・喧嘩をしている時間がもったいない。
・どちらの意見がユーザーのためになるか? だけを判断基準にしている
■モチベーションは上げない
・ビジネスは結果が全て。例えば、社員のモチベーションに配慮する理由で
結果が出ない仕事を続けることはできない。
結果が出ない仕事を続けることはできない。
・モチベーションを上げてもらおうという人が優秀な人たちの足を引っ張っている
・大企業では管理職が疲れているという話をよく耳にする
・いい結果を生み出すためには、優秀な人が余計なことに惑わされず、
速いスピードで動ける環境が大事
速いスピードで動ける環境が大事
■リーダーシップとは?
・リーダーは夢を語る人
・チームを動かすエンジンとなるのは夢に共感するメンバーの自発性
・権威を背景に人を動かそうとする偉い人は、リーダーの本質ではない
■意思決定は2つ
・「自分で決めること」と「決める人を決めること」
・リーダーに必要なのはスピーディーな意思決定
・スピードやクオリティを下げるくらいなら現場に権限を渡す
■ビジネスに情はいらない
・可哀相だと降格をさせることができないリーダーがいる
・情をかけることで自分を守ろうとしているだけ
・交代させて結果が出なければ自分に火の粉が舞うだけだから
・リーダーの仕事は部下に好かれることではない
・部下を成長させ、企業を成長させるのがリーダーの仕事
■ビジョンはいらない
・ビジョンがあると縛られるだけ。時代の変化に対応できない
・ビジョンを示すことで人は安心したいだけ
・むしろそれは危険。危機感が失われるだけ
・人間は不安だからこそ神経が研ぎ澄まされる
■戦略はシンプルに
・最も大切なことだけをシンプルにわかりやすく伝える
・LINE株式会社の戦略はただ一つ
「どこよりも速く、最高のクオリティのプロダクトを出す」
「どこよりも速く、最高のクオリティのプロダクトを出す」
・LINEにヒットの兆しが見えたときは「LINE事業では儲けなくていい。
ユーザーの拡大だけを考える」という戦略に徹した
ユーザーの拡大だけを考える」という戦略に徹した
■事業計画はいらない
・計画を変えることに日本人は抵抗をもつ人が多い
・よって、計画を発表しない
・リーダーにベースラインを伝えたら、後は個々の判断に委ねる
■スピードを上げるには?
・余計なことをやめる。全てをシンプルにする
・無駄な会議、無駄な申請書、時間のかかる決裁、日次報告
……「本当に必要なのか?」という視点で検証すれば、
いくらでも余計なルールは見つかる
……「本当に必要なのか?」という視点で検証すれば、
いくらでも余計なルールは見つかる
■会議はしない
・ダメな会社ほど会議が多い
・著者自身、会議に出ないことを基本にしている
・重要なのは「会議をした」という形式的事実でなく、議論の中身と意思決定の質。
・よほどの案件でなければメールで十分。
・会議を減らすためには、会議を増やそうとする人を排除する
・部下に権限委譲することで会議に出る必要がなくなる
■売上競争しない
・社内の部署同士で競って一時的に活性化することはあっても本質的ではない。
・本質はユーザーのニーズに応えること。
・売上競争に陥った結果、ユーザー・ファーストの意識が抜け落ち、
売上優先主義がはびこることの方が危険
売上優先主義がはびこることの方が危険
・いいサービスを出していれば、いつか結果はよくなる
■差別化は目指さない
・差別化したければ差別化は狙わない
・ベンチマークした商品の中で、ユーザーにとって最重要価値にフォーカスする。
・そして、その価値をとことん磨き上げる。
・その時、初めて真の差別化を生み出すことができる
■イノベーションは目指さない
・目指すことでかえって遠ざかるのがイノベーション
・なぜなら自分本位だから
・新しいことがやりたい、今までにないものを作りたいと突っ走り、
ユーザーの求めていないものをやっても無意味
ユーザーの求めていないものをやっても無意味
・LINEでバナー広告を出さないのも、ユーザーにとっては邪魔だから。
・代わりにスポンサード・スタンプを生み出した
・シンプルにユーザーにとっての価値を追求していく
■スピード×クオリティ
・この掛け算を最大化することが、あらゆるビジネスを成功させる鉄則
・ユーザーが求めていることの本質を知ること。
自己満足を排し、その本質に応えることだけに集中する
自己満足を排し、その本質に応えることだけに集中する
・それが最高のクオリティを最高のスピードで実現するために最も重要なポイント
■イノベーションを起こす方法
・自分が欲しいものを追求してもジョブズのような結果を出すことはできない
・ユーザーの声を表面的に聞くのではなく、それを掘り下げて考える
・ユーザーは「本当の答え」を教えてくれない
・ユーザーが本当に求めているものは何か? を自分の頭で考え抜くこと
………………………………………………………………………………
ビジネスの常識とされてきたことなどお構いなし。
ユーザーにとってそれは必要か?
仕事のスピードを上げる上でそれは必要か?
仕事のクオリティを上げる上でそれは必要か?
……といった視点で仕事に取り組むと、「シンプルに考える」にいきつく。
自分も会議には出ないし、仕事に必要ないことは無視してきた。
たとえ社長であっても上司よりも読者の方を向いて仕事をしてきたつもりだ。
だが、自分のやり方は本当に甘かった。
著者の思考法に触れ、パラダイムシフトが起こったといっても過言ではない。
ユーザー・ファースト。
その言葉の意味を改めて噛みしめさせてくれる一冊だ。

