<その2からの続き>
<食べ方に関するジョコビッチのルール>
■「食物は情報だ」
・この一文を覚えたら、あなたの食べ方は根本的に変わる。
食物は体にどう機能するかを伝える情報なのだ
食物は体にどう機能するかを伝える情報なのだ
・どのように食べ物が肉体とコミュニケーションをとっているか、
体が食べ物にどのように反応するか
体が食べ物にどのように反応するか
■ゆっくりと意識的に食べよう
・消化は口腔から始まる。
・肉体は食べ物と一体になる必要がある。
・食事中にテレビを観たり、誰かと長く話すこともない。
・噛むときはフォークを目の前に置き、かみ砕くことに集中する。
・その間にも消化の過程は始まっている。唾液に含まれるエンザイムが
食物と混ざり、胃に到達する頃には情報として形をなしている
食物と混ざり、胃に到達する頃には情報として形をなしている
■体に明確な指示を与えよう
・食物を2つの目的で使う。1つは活動エネルギー、2つ目は治癒と回復。
・「エネルギーが必要なんだ。だからとれるだけとってくれ」
「今日作った傷を修復してほしい。君に与えるプロテインを使って
必要なことをやってくれ」などと語りかける。
「今日作った傷を修復してほしい。君に与えるプロテインを使って
必要なことをやってくれ」などと語りかける。
■前向きであれ
・何を食べるかだけでなく、同時に食べ物をどう扱うかによって、
明るいエネルギーも暗いエネルギーも運ぶことがあると信じている。
明るいエネルギーも暗いエネルギーも運ぶことがあると信じている。
・だから、食事中にテレビを観ない。ネガティブな情報を食物と一緒に
体に運んでしまうからだ。
体に運んでしまうからだ。
・暗い感情を抱えながら食事をすれば、得られるエネルギー
も減少すると信じている。
も減少すると信じている。
・だからこそ、食事前に必ず祈る。食べ物の前ではいつも謙虚でありたい。
今はかつてなく食べ物に感謝している。
今はかつてなく食べ物に感謝している。
■量ではなく、質を追求せよ
・アスリートたちは十分でないことを恐れている。ジョコビッチもかつては
練習中も満腹のときもエネルギーバーを無理やり食べた。
練習中も満腹のときもエネルギーバーを無理やり食べた。
・必要以上の食物を胃に詰め込み、処理しきれないほどの
膨大な情報を送り込んでいた。
膨大な情報を送り込んでいた。
・食べ物の量を心配するよりも、質に気を配る方がはるかに大切。
・可能な限り、添加物、化学薬品が含まれていないオーガニックで、
天然で、精製されていない物を選んで食べる
天然で、精製されていない物を選んで食べる
・化学薬品が肉体に対して出す指令の一つ――「体重を増やせ」。
・もちろん、オーがーニック食品にお金がかかるのはわかっている。
だが、そういう食品にはそれだけの投資をする価値があるのだ
だが、そういう食品にはそれだけの投資をする価値があるのだ
■体が発する声に耳を傾けるい
・「不健康な物を口にした時、私はどんな気分になるのだろう?」
→体は叫び声を上げてシグナルを送ってくる。「これから代償を支払ってもらうぞ」
・「体によい食べ物を食べる時、どんな気分だろう?」
→最高の気分になる
・日中に食べすぎたとか、だるさを感じたことはないか?
こういった感覚に注意を払えば、必要な食べ物に関する「第六感」を得られる
こういった感覚に注意を払えば、必要な食べ物に関する「第六感」を得られる
・必要なカロリーを摂取することより、必要な燃料を注入することを重視
■朝の習慣
1、毎朝、グラス一杯の常温の水を飲む
・冷水は消化が遅くなり、筋肉への血流が妨げられる
2、スプーン2杯の蜂蜜
・抗菌作用の高いマヌカハニーを好んでいる。
・肉体が必要としている糖分、フルトークスを補給する
3、朝食時間のパワーボウル
・グルテンフリーのミューズリーかオートミール
・様々な種類のナッツ
・ひまわり、またはかぼちゃの種
・果物(あらゆる種類のベリー、バナナ)
・ココナッツオイル(小スプーン1杯)
・ライスミルク、アーモンドミイルクまたはココナッツウォーター
→以上を通常サイズのボウルに入れて混ぜて食べている
■オープンマインドで、新しい手段を求めることをやめてはならない
・社会上層部にいる人の一部が「負」をまき散らしている。
「我々の製品を使えば気分をよくしてやる」「私たちが必要と言っている
ものがまだあなたには足りない。恐れさせてやる」
「我々の製品を使えば気分をよくしてやる」「私たちが必要と言っている
ものがまだあなたには足りない。恐れさせてやる」
・健康な人でさえ「今のままでいるにはサプリメントが必要だ」
↓
・よい食べ物
・運動
・心がオープンであること
・前向きなエネルギー
・偉大な結果
■ジョコビッチのエネルギーを維持する方法→マインドフルネス
・静かに座り、呼吸、その瞬間、感じている肉体のうごめきに集中する
・色々な考えが浮かんでは消え、収集がつかなくなってもそのままにしておく
・これを5分間行う
・静寂の中で、集中して、ポジティブなエネルギーを見つけること
■最高の眠りを得るための工夫
1、いつでも可能な限り同じ習慣を守る
2、カフェインはとらない
3、有益な活動を減らしていく(就寝前は静かに過ごす)
4、世間と隔絶する(遮音やアイマスクなど)
5、予定より早く目覚めたら横たわったままでいる(この時間を瞑想に使う)
6、メラトニンサプリメントを服用する
(時差ぼけ回復、一日のリズムを取り戻すのに必要な天然ホルモン)
(時差ぼけ回復、一日のリズムを取り戻すのに必要な天然ホルモン)
7、目覚めたら日光にあたる
<あなたと一緒にいる人があなたそのものなのだ>
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「14日間だけこういう食べ物をやめてみてくれ」
自分も「2週間だけなら」と思い、実際に以下のことをやってみた。
・グルテンを極力取らない
・砂糖を極力取らない
・カフェインを極力取らない
・冷たい飲料、食物は極力取らない
・オイルは極力、オリーブオイルとココナッツオイルを使う
・食事前に食べ物に感謝する
・食事中には噛むことに集中する
・朝晩5分ずつの瞑想をする
・睡眠時間を一定にする
……最初の1週間はひどく疲れ、夕方になると睡魔が襲ってきた。
2日だけ、スタミナをつけようと鶏肉を食べたが、
体力は回復しなかったのでやめた。
体力は回復しなかったのでやめた。
だが、2週目に入ると体調もよくなり、スタミナが漲り、
本書にもあるように「頭脳明晰」になった気がした。
本書にもあるように「頭脳明晰」になった気がした。
何より嬉しかったのが、週に1,2度起こる偏頭痛がなくなり、
20年来の悩みの種だった慢性鼻炎が治まったこと。
20年来の悩みの種だった慢性鼻炎が治まったこと。
これも本書のとおりだった。
また、久しぶりに会う人から「髪に何か塗ってますか?」と
言われることが多くなった。
言われることが多くなった。
髪にハリが出て、黒々ツヤツヤしてきたというのだ。
これは予想外の産物だった。
そんなわけで、2週間を過ぎても、この習慣をやめる理由はなかった。
「一流の人はなぜそこまでコンディションにこだわるのか」を読んで一カ月、
「ジョコビッチの自分を変える食事」を読んで2週間の段階、
つまり、食事改善をして1カ月の段階で、
体重は68kg→58kgへと10キロ減り、体脂肪も17%→7%へ10%下がった。
「一流の人はなぜそこまでコンディションにこだわるのか」を読んで一カ月、
「ジョコビッチの自分を変える食事」を読んで2週間の段階、
つまり、食事改善をして1カ月の段階で、
体重は68kg→58kgへと10キロ減り、体脂肪も17%→7%へ10%下がった。
始めて2カ月近くになるが、毎日が快適で、2ヶ月前の自分とは別人のようだ。
以前ならきっと見向きもしなかったこの2冊に出会えたことに心から感謝したい。
今は、本書にあるこの言葉の意味を実感できている。