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「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

出版社で書籍の編集者をやっています。
読んだ本からシェアしたい名言・格言をご紹介させて頂きます。


<子供の頃から、親に「恥ずかしいことはやめなさい」「ほら、笑われるからちゃんとして」
「親に恥をかかせないで」という刷り込みをされていきたのではないでしょうか>

この一文を読んでハッとした。
子供の頃からちゃんとしよう、ちゃんとしようとして、
行動の選択の基準が親目線になっていたからだ。
自分の本心とは別なところで、「いい子」な道を選んできたのかもと思った。

「馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に『いいかっこう』を
見せようとしないからだ」(デール・カーネギー)

子供の頃は親や友達に、大人になってからは自分自身に
『いいかっこう』をし続けてきた気がしする。

本書では自分をバカだと認めて、もっと好きなように生きた方が楽ですよと教えてくれる。
かのアントニオ猪木師匠も名言を残されている。
「バカになれ」と。

こう書くとお気楽な精神論をうたった本かと思われるかもしれないが
(カバーのしりあがり寿氏のイラストの印象も・笑)、
著者は遺伝子工学の科学者と精神科の臨床医というだけあり、
論拠もしっかりされていて、読み応えがある。

本書で言う「バカな生き方」とは-----

・どんなときも自分自身に素直であること
・どんな状態の自分もありのままに受け入れている
・あるがままの自分を受け入れ、自分を全肯定する
・楽観的で前向きで、自分のことに対しても一生懸命生きている
・その人の周りにいると周りの人までスイッチがONになる

う~ん、深い!!

特に気になった言葉をご紹介させて頂く。

………………………………………………………………

「自分第一」ではなく、「利他的」に振る舞う遺伝子が存在する

自分第一でみんなが競争している平常時よりも、あの震災の非常時の方が、人間として温かさやぬくもり、さらには他者のありがたみを感じられたのではないでしょうか

自分がいま「目に見えるもの」の評価に縛れて苦しいなら、むしろチャンスです

どんな仕事に就いていようと「自分そのものに価値がある」「何をしていても自分は自分」

人間は本来、自分に素直に生きることで、自分の周りも満たすことができるのです

人が心地いいと感じるときに遺伝子はONになります

バカの一念岩をも通す

よいか悪いかよりも、自分が幸せかどうかで物事を選び直す。
親や周囲の目を気にして、着たくもない服を着る必要などない

人間は誰でも自分だけの遺伝子を持っているから、自分だけが根源的に求める何かがある。
それを他者の価値観に委ねていると、苦しい思いが溜まってしまう

自分が苦しがっている時は自分をゆるめて本来の自由な姿にしてあげる
自分の考え方に素直に目を向けて、自分にとって楽しい選択をする

病気が治る人は、病気のことを忘れている

「笑いの力」を「一日生きる力」に変えていった

「がんばろう日本」ではなく「もっと笑おう日本」にした方が、結果的に困難を乗り越えられる

どんな人でも世界を変えられる可能性はある。ただし、自分に可能性はゼロだと思わない人に限る

現実がどうであれ、自分の理想を追い求め、前向きに目の前のことに取り組む

失敗しようがしまいがどちらでもOK

世の中は、愚直で素直な人をバカにする傾向があるがとんでもない間違い。
バカな正直さが、相手の利他の遺伝子をONにして、結果として自分も相手もプラスになる

私たちはあまりにいろいろなことを頭で考えすぎている


<その2へ続く>


■建設的な批判をしてくれる人がいたら
・耳を傾ける…成長の機会ととらえる
・身構えたり、反論したりしない…冷静に意見を聞く
・腹を立てない
・感謝する…言ってくれてありがとうと礼を言うくらいの度量の広さが必要

自分の信念が正しいように思えるのは、慣れ親しんでいるだけ

■疑問視するべき信念
・他人に敵意を感じさせる信念
・他人より優れているという信念
・他人より劣っているという信念
間違った信念を取り除くたび、人生はシンプルになり、得るものが多くなる

■自分を悪い人間と思う理由
1、私は不用意な発言で人を傷つけることがある
・誰でもそういうことはある。本人の感情をコントロールするのはその人であり、あなたではない
2、私は間違いを犯した
・間違いを犯すことは避けられない。間違いを犯したからといって悪い人間というわけではない

■自分に対していい感情を持つために
・相手を軽んじない
・相手を意図的に傷つけない
・自分より弱い立場の人をいじめない
・相手を自分と同じように大切にする
・相手も自分と同じように痛みを敏感に感じる人間だと考える

■怒りの根底にある間違った信念
・人生はうまくいかなければ困る
・気に食わないことがあれば腹を立てるのは当然
・イヤなことに耐えねばならないのは不合理

■不健全な怒りは捨てた方が得
・そのための方法は人生は必ずも思い通りにならないと悟ること
・どうにもならないことに不平を言っても何の役にも立たない

■被害者意識を持たないために
・変えられないことに時間を浪費しない
・物事のポジティブな側面を見つける
・自分の問題を人のせいにしない
・自分のことばかり考えない

■困難な状況になったら
・人生は公明正大であることを思い出そう
・人生は不公平に思えるがそうではない
・間違いから学ぶ人と学ばない人がいるだけ
・現実を直視する。変えることができない現実は、受けいれる以外に方法がない

■問題に遭遇したら
・学習することによって人生の質を高める絶好の機会だと考える
・過去を振り返って不幸な経験の本当の原因を発見し、どんな行動をとっていたらその問題を避けることができたかを考える

■幸せ指数を高める方法
・本当に楽しいと思うことをもっとする
・ネガティブな出来事を分類する…「どうにもならないこと」と「なんとかなること」に分け、「なんとかなること」だけに取り組む
・幸せを感じる理由をたくさん見つける
・自尊心を高める
・いいことが起こると期待する…期待すると実際にそれを経験することになる

■人生を不公平だと考えない
・本当の問題は人生は公平であるべきという非現実的な信念を抱いていること
・人生が不公平だと考えると自分を被害者だと思い込んでしまいがち

■あなたを嫌っている人の対処法
・何もする必要はない
・誰かに嫌われているからといって、あなたに問題があるわけではない

■「みんなと同じでいい」と妥協することのデメリット
・いつも他人の目を気にしなければならない
・多数派の選択は自分には合わないかもしれない
・自分の好みを抑圧するほど、自分らしさがなくなる
・自分の意に反し、周囲の人と同じような生き方をしなくてはならない

■周囲の人たちとうまくやっていく方法
・極端な妥協と極端な個性の中間あたりがうまくいく
・自分にメリットがある時は妥協し、そうでない時は自分らしい生き方をすればいい

人との違いに対処する最善の方法は、価値判断をせずにそのまま受けいれること

■外見より内面を重視する
・人を外見で判断するのは最も浅はかな判断ということを理解する
・自尊心を高める努力をする
・外見で心がけるのは身だしなみを整え清潔さを心がけること

■些細な問題を人生から排除する方法
・自分の望み通りに他人は振る舞ってくれないという事実を受けいれる
・自分に危害が及ばぬ限り、他人をあるがままに受けいれ、変えようとしない

■自分らしく振る舞うために心がけること
・誰にも迷惑をかけない限り、自分らしく振る舞えばいい
・居心地悪く感じるなら、自分らしく振る舞っていない

悪い人間関係を作るくらいなら、人間関係がないほうがましだ

■人が理解してくれると期待しない
・期待するのは願望と現実を混同している
・解決策は自分の求めているものを相手にはっきり伝えること
・何も言わなくても相手が理解してくれることを期待してはいけない

■人並みに暮らしたい症候群チェックリスト
・自分の価値を見せつける方法で何かを買ったことはないか?
・みんなが持っているものを、欲しくないのに買ったことはないか?
・数人の友達が持っているというだけで、買う余裕のないものを買ったことはないか?

人並みに暮らすのはどうすればいいのかを考えるのではなく、自分にとってどんな価値観が大切かを自問する

■良い選択とは
・気分がよくなる
・他人が変わる必要がない
・自分の幸せが優先されている
・他人が責任をとる必要がない
・自分を含めて誰も被害を受けない

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ブックマークした部分がたくさんあり、長くなってしまったことをお詫びしたい。
それくらい、自分の中では響くフレーズの宝庫だった。

これまで様々な自己啓発書を読んだが、本書にある自尊心を思考の中心に置くと、
これまで読んできた本の内容が一つの線となってつながるような感覚を覚えた。

早速、仕事で失敗して落ち込んでいる先輩に贈らせて頂いたところだ。

「売れているのは、素晴らしい本だからだ」

読んで数ページで、印象を変えさせてくれた一冊。



■自分の信念とは
・幼少期の条件付けによって身につけている
・ある考え方を頻繁に繰り返し、自分の思考回路に組み込んでいる
・その考え方を心の銀行口座に入れ、何かある度にそこから引き出しているようなもの
■心の銀行口座を新規開設する
・やる気が出るような本を読む
・ポジティブな人と付き合い、ネガティブな人を避ける
・自尊心を高め、もっと幸せになっていいと認識する
・人生のネガティブな面は考えない(改善する場合は除く)

■自分のポジティブな資質と行動というリストを作る
・ノートの左側のページに今日したいいことを10個書き、右側にそれに対する評価を書く
・目立ったことでなく、普通のことでいい
・自分のポジティブな資質と行動を評価することで自分を見直すことができる

過去や未来のことよりも、現在の幸せを感じるほうを選ぶ

■内気な人が人に会いたくない理由
・相手に認めてもらえないことを恐れている
・自分に自信がない
・自意識過剰になっている

■内気な性格を克服する方法
・自尊心を高める
・相手の緊張をほぐす
・自分のことを気にしすぎない

■イヤな人と付き合うときの考え方
・どれほどイヤな人でも素晴らしい技能と特徴を持っている
・どんなにイヤな人でも、その人のポジティブな特徴に気づけばそれほどイヤな人だと思えなくなる
・誠意のこもったほめ言葉をかければ、相手の態度は改善され、結果、あなたの相手に対する態度も改善される

■いい人間関係の条件
・同じ目標に向かって努力している
・等しく貢献し、等しく恩恵を受けている
・同じルールに従っている
・お互いを信頼し、尊敬し合っている
・倫理や信条に反することを強要されない
・自由にその人間関係から離れることができる

■いい友人関係の条件
・あなたをあるがままに受けいれてくれる
・正直で誠実で信頼できる
・必要なときに精神的に支えてくれる
・あなたの価値を認めてくれる
・あなたを尊敬してくれる

■ポジティブになるアイデア
・現状に悪い面があっても、いい面を探す
・自分の人生にプラスになる考え方を取り入れる
・ポジティブな考え方を提唱している本を読む習慣を身につける
・自分についてネガティブに考えるのをやめてポジティブに考える
・ネガティブな人をできるだけ避けて、ポジティブな人と付き合う

幼少期に植えつけられたネガティブな考え方は捨てて、自分の価値を信じる

■人をバカにする理由
・相手が不愉快な思いをしているのを面白がる
・バカにすることで優越感に浸る
・苦痛を与えれば、自分の苦痛が減る気がする
・自分がバカにされるのを避けるため
・相手は自分ほど精神的苦痛を感じないと思っている
バカにされたら、自分も冗談に加わって微笑むくらいの余裕を見せる方が効果的

思考が心の中に浮かんできたら、それに耳を傾け、消えるのを待とう

■目標を達成するには
1、達成したいことを決める
2、それを達成するために必要なことを決める
3、それを実行する

■長期的な目標を持って生きるメリット
・人生設計ができる
・自分の欲しいものを手に入れやすくなる
・その目標に向かって仕事をできる
・人間的に成長できる

■仕事で成功する秘訣
・仕事に打ち込む
・技能の一つに習熟し、それができたら更に難しい技能に挑戦する
・仕事のあらゆる面をできるかぎりうまく行う
・仕事が楽しくなる
・給与が増え、昇進する
・事業を起こし、経営者として成功する