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「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

出版社で書籍の編集者をやっています。
読んだ本からシェアしたい名言・格言をご紹介させて頂きます。

■いちばん避けるべきは「孤独」
・努力よりも不機嫌よりも絶望よりも、何よりも辛いのは孤独感
・ネガティブな感情の根っこには寂しさがある
・孤独、寂しさを感じにくい環境は、イヤな気分や怒りを寄せつけない
・自然との対話で孤独感を消すことができる。風や空、植物を感じるだけで全然違う

■自己嫌悪対策
・自己嫌悪に陥っている時、人は欠点にフォーカスしてしまう
・人間は誰でも得意不得意のデコボコがある。完璧を求めすぎない
・対策1→人が喜んでくれたこと、役立ったことを書き出す
・対策2→心の中で自分をギュッと抱きしめる

■午前中に仕事を入れないメリット
・朝の支度が「しなければならないもの」になるのを避けられる
・午前中のんりするだけで人生が大きく変化した

■人の人生の左は口癖の差
・言葉を変えるだけで気分が変わる
・「楽しい」「ワクワクした」と口にするだけでそういう気分になってくる
・「楽しい」「楽しそう」という言葉は、人間の潜在能力を引き出す最強の武器
・人は、ピリピリと張りつめたデキる人よりも、楽しそうな人の周りに集まる
・まずは7日間、「楽しい」と口にする。7日続けたら人生が変わる

深呼吸は心を穏やかにし、イヤん気分を吹き飛ばす

人生は「今」の積み重ね。いつかの未来のためでなく、今という「道すがら」を楽しむことが積み重なって幸せな人生を築く

■目的と手段をはき違えない
・休日に遊園地を目指しドライブ。ところが渋滞にはまってイライラ。
・手段(遊園地)にとらわれて目的(休日を楽しむ)を忘れない
・上記の例なら、行き先を変えたり、渋滞中の車内を楽しむなど、目的にフォーカスする

成功の次は成長だと、日本全体に成長ブームが起きている。果たして人間は、そんなに成長しなければならないのか

「私は実際に直接言われていない話は気にしない」(著者の奥様の言葉)

外部に期待しないまま自分の内にワクワクを秘めていると何が起きてもある程度は楽しめる

ネガティブな情報に足を引っ張られていると感じたら、意識して「ニュートラル」を心がけ、引き寄せすぎない

壁は乗り越えない。壁が現れたら楽しい方へ方向転換する

■自分を高める罠
・人格を高める、成績を上げる、収入を上げるなど向上心があるのは素晴らしいが、「低い人を否定する」罠に陥りやすい
・自分が高いところへ行っても、下をみてバカにしたり、見下したりしたら逆効果

■イヤな気分の原因がわからない時は
1、誰かに話を聞いてもらう…気持ちを言葉にするだけで本音が浮き彫りになる
2、自分自身が聞き役になる…思っていることを文章に書き出し、それを読み返す

自分を犠牲にせず、「自分が幸せだと、周りも幸せ」という発想で。犠牲と我慢と決別し、お互いに幸せ、WIN―WINで生きる

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特に「孤独感」のところは胸に沁みた。
自分もこの年でいつまでも一人だと、いいようもない不安に苛まれる時がある。
そんな時は決まって、ネガティブなことを考えてしまう。
そのシステムがわかって非常にスッキリした。

本書には「イヤな気分」を消す双雲流メソッドが惜しげもなく紹介されている。

「そういう性格だから」「親きょうだいがそうだから」と嘆く前に、
その技術を一つでも実践してみることをお薦めしたい。

何だか気分がスッキリしない人に是非読んでほしい一冊だ。




著者とは何度もお会いしているが、一度として怒ったり、
イライラしたところを見たことがない。

元々、そういう性格の方なのかと思っていた。

ところが本書で、「九州男児で喧嘩っ早いお祖父さん、
お父さんの血を受け継いでいるのを自覚しているから、イライラしない、
怒らないようにするための技術を磨いてきた」ということを知り、本当に驚いた。
怒りもイライラもご自身の努力で見せてこなかった、いや消してしまっていたのだ。

著者本人が「イヤな気分」をサラリと受け流し、
周りの人を「幸せな気分」にさせる達人だけに、どのメソッドも実に説得力がある。

シェアしたいポイント、言葉は以下。

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■ネガティブ情報の断捨離
・TVのニュースや、ネットなどで重複するニュースを何度も取り込みすぎると、ネガティブな情報に引きずられ、イヤな気分になりやすい

■「がんばれ」の危険
・「がんばる」を重要視しすぎる
・無理してもイヤな感情がいつもつきまとう
・がんばった通りの結果を得られるとは限らない

■第3の道を選択する
1、競争するのが好きな人
2、それしか方法がないと思っている人
の二択ではなく、第3の道を選択する
→「がんばらない生き方」

■日本人が幸福を感じにくい理由
・便利で快適な世の中が当たり前なので、期待値が高い。
・ちょっとした不便がイライラを引き起こす

怒りは幸せから遠ざける。怒りやイライラを捨てる技術を身につければ幸福に近づける

■イヤな気分を捨てる技術
【初級篇】
・深呼吸
・有酸素運動…行動に移すことが有効。イヤな気分は頭で考えると増殖するから
・メディテーション(瞑想)
【中級篇】
・夢トレーニング
①自分の中の怒りを物の形として心に思い描く(例:赤い球)
②赤い球を体の外に出すようにイメージ
③頭、口、お腹など吐き出し口を決めたら赤い球を外に出す
④行動として外に出す(口から吐き出す、遠くに投げる、など)いおう
・水に流す
・自分で共感する…怒っている自分をもう一人の自分が「そうだよね、わかる」と認めてあげる
【上級篇】
・笑いに変える…イヤな気分が流れてきたら、冗談を言ったり、笑いに転換する
・怒りを書き出す…見える化することで自分で自分に施すことができる
・毛筆で「怒」と書く…書くことで怒りを受容でき、状況を冷静に見渡せられる

■怒らない生き方
・怒りの発生する環境から逃げることを理性的に選択する
・豊かな人生や家庭を作るのは、仕事やお金や成功よりも安定した上機嫌

■イヤな気分を捨てる行動
1、口角を上げる
2、背筋を伸ばす
3、同じことでイライラしない
4、想定内のことで怒らない

本当に「いい人」はNOと言える。なぜなら、NOなのにYESと言うのは相手に嘘をつくことと同じだから

上機嫌の打率を1割上げれば、これまでよりもいい一日になる




一流の人は、自分をどう見せようかなんてプライドがない

失敗したらどうしようなどというちっぽけなプライドは本当にどうでもいいこと

出来事に対して解釈をしているのは自分自身。
精神的にきつい、どん底と感じたら、自分が楽になる解釈を選び直す

考え方のポイントを減点主義から満足主義に変えてみる

人間は本来、楽しく生きるために生まれてきた

良い悪い、恥ずかしい恥ずかしくない、という評価を外すと、自分との関係、他者との関係が穏やかなものになる

思い込みでいいので、「自分は大丈夫」「生きているだけで丸儲け」とバカになって信じてみる

生きていることを楽しみには、頭で考え、理性でどうにかするのではなく、単純に人間としてバカになって感動し、楽しいことをすればいい

まず主語が自分ではない悩みを捨てる

まっすぐに生きようとするから苦しい。ぶつかって曲がった回数が多いほど、得られるものも多い

自分が生かされていることにありがたみを感じられれば、75~85歳に精神のピークを迎えられる

■「ナチュラル・ハイジーン」
・健康のために必要な条件を満たした食物を体に与え、体を傷つけるものは与えないというシンプルな考え方。
・これで著者は、体を変え、ひいいては生き方、考え方を変えることができた
・就寝中に何度も目が覚めることがなくなった
・体調もよくなり、体重も数カ月で20キロ減った

やりたいと思うものを試し、実際に気持ちがよくなると感じられたものを続けていく

現代にいきる私たちは目に見えないものを大切にするべき。
なぜなら、生きているだけで幸せということに気づくから

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本書は、著名人の名言も随所に紹介されていてそれも胸に響く。

「本当に賢い人間は『大馬鹿者』に見える」(司馬遼太郎)
「何を落胆しているんだ。バカだからこそ真実を語れるんじゃないか!」(赤塚不二夫)
「人の言うことなんか気にするな。『こうすれば、ああ言われるだろう』。
こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに
死んでいくのだろう」(ジョン・レノン)

今を息苦しいと感じたり、世の中に閉塞感を覚えている人には、
楽に生きるためのヒントになる一冊だ。