こんにちは。
Kikiです。
今日は、午前中は雨。
雨が上がったあとも、とても寒い一日でした。雲がとても大きくて、雨雲と白い雲のコントラストは巨大なアートのようでした。
日本では今日、数秘術で2の日。
私にとっては、明日の未来予報。
「思いやることの難しさよ…」
「己の欲せざるところ 人に施すなかれ」
「己所不欲,勿施于人」
『論語』の孔子の言葉。
4年間も中国語漬けだったはずなのに全く思い出せなくて、中国語の原文を引っ張り出してみました(笑)
中国語で読むと、耳から入ってくる音の雰囲気で受け取り方感じ方が全然違うことに改めて驚きます。
自分がしてほしくないことを、相手にもしないこと。
私は若い頃からこれをすごく肝に銘じていたけれど、自戒になる一方で、すごく苦しめられる時もありました。
”自分がしてほしいこと・してほしくないこと”は、あくまでも自分の感覚。
自分の”してほしくない”は、実は相手にとっては”してほしいこと”なんじゃないかと考え始めて、終わりのない気遣いの堂々巡りに疲れ切っていたことがありました。
同じ格言でも、日本語と中国語では音の違いで感じ方が違うように、いつもぴったりと二つのことが重なり合うことの方が珍しいことなのかもしれません。
相手も自分と同じ景色をみて、同じように感じている”はず”という期待は、ちょっぴり悲劇の匂い。
迷った時は、もし可能なら相手に聴いてみるに限ります。
こういうことをプランしているけれど、どう思う?
私は最近こういうことを考えているよ。
私の勘違いかもしれないけれど、こう感じるんだけど…
「自分の頭の中だけで完結させない」というのも、悲劇回避のひとつの手段だと、自分の経験から学びます。
こっそり頭の中で考えを膨らませる時間は、至福の時だったりしますよね。
喜ぶであろう人のことを考えている、誰かの役に立っている、そう感じる時間は自分にとってのしあわせいっぱいの瞬間。
お隣の3は、内から外に取り出してみる数。
想いや思考でいっぱいの頭の中身は、取り出して言葉にしてみる方が、相手にも自分にもハッピーな結果だったりすることもあります。
やっぱりね…あの時実は、私はちょっと変なんじゃないかってかんじてたんだよね…でも、邪魔しちゃいけないと思って言わなかったんだよね…
いやー、あの時そう言ってくれてたら、こんな事態にまでならなかったんだよ…言って欲しかった。
これは、車の不調を感じていたのに楽しい時間を台無しにしたくないばっかりにやってしまった、私の過去の実体験です(笑)
誰の気分も邪魔しないという気遣いは、案外と”自分本位”な考えだったりするんだなと学びました。
親子関係、夫婦関係、上司と部下、友人同士。
どんな関係性においても、変な遠慮やおかしな気遣いはトラブルの種になりかねない。
言葉ってややこしいけれど、想いや心を言葉にしてみることは大事です。
言わなくてもわかってよ。
言わなくてもわかるだろう。
こうして書くだけでも、このフレーズ達からはやっぱり悲劇の臭いしかしない(笑)
大事にしたい関係性ならば、素直に言葉にしてみる勇気は必要です。
どんな言葉が返ってきたってどんと受け止める強さも必要です。
心のキャッチボール、上手に楽しめたらいいですねー
投げる。
受け止める。
シンプルなことこそ、難しい。
佳き日に。
雨雲が混ざっていることで、立体感がうまれてリアル。
混ざり合ったコントラスト。
3Dの空でした。

