論語の勉強会 | いただきます。ごちそうさま。

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2009年5月  田子の自然豊富なところで食と生き方、根をつくり自然に沿う生きかたを考えます

昨日は八戸市豊崎にあるお寺、

 

普賢院で論語の勉強をしました。

 

このお寺のとなりに寺子屋という雰囲気です。

 

勉強もできる建物があります。

 

 

来て頂いたのは、吉田茂元総理大臣や多くの企業家が

 

師とあおぎ今でも多くの書籍から指示を受けている方ですが、

 

その孫にあたる安岡定子氏のお弟子さんの講義でした。

 

論語教室の第一人者です。

 

そのお弟子さんである、川崎葉子先生の講義でした。

 

1時間講座です。

 

「子どもと学ぶ論語」を学び進みますが、

 

とても深い内容でした。

 

 

紀元前551年、孔子が生まれます。(2500年前)

 

孔子は戦乱の時代を少しでも良くしたいと、勉学に励んだのです。先人の教えから

 

どんな言葉で人を導き、その国にはどんな文化が栄え、どんな法律があったか、

 

今との違いを見つける事が出来れば、時代を納めるヒントになるのではと考えたのだそうです。

 

 

 

孔子には弟子が3000人ともいわれる人がいたとも言われているそうですが、

 

学問一辺倒ではなく、人間としても一流の人に育てようとしたのです。

 

その教えから論語が伝わっているのです。

 

 

昨日は子どもたちの数が少なかったので、(うみねこマラソン・運動会)

 

説明も多く頂きましたが、

 

「子ども達には読むことを繰り返すだけです。」

 

「子どもは繰り返す言葉でなんとなくわかって来ます」

 

「音から理解してきます」とのお話でした。

 

 

帰ってからこの機会を頂いた、会長さんから頂いた安岡定子しの書籍を読みました。

 

『巧言令色、鮮し仁』

 

『剛毅木訥、仁に近し』

 

上の句は、相手に気に入られようとお世辞やつくろったものになるがそういう人に限って誠実さが少ない

 

下の句は、自分の決めた志をやりとげようとする意志の強さ

 

口先だけの人より口下手でも行動が立派な人

 

 

 

【仁】  という言葉がよく出てきます。

 

この何千年と受け継がれてきたものは、永遠の何かがあるのだと思います。

 

 

御縁に感謝します。