意地悪で可愛くて臆病で。人はそんなものなのだ。と思う一冊 | 【大阪 八尾市】ミニマリストは目指さない!捨てるのが大好きな専門家 ステリストきーやんのブログ

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大阪府八尾市在住。捨てるの大好きステリストのきーやんです
ポメラニアン4匹と猫も1匹。高齢の母との毎日
片付けはまず物と向き合い物を減らすことから始まる
物にあふれた空間をなんとかしたい人のお手伝いをしています

こんばんは

 

パンを買いに出掛けたのはいいけれど

パンだけ買い忘れて帰って来た

き~やんです

 

人間とはかくも意地悪で可愛いものなのだ

 

吾輩は猫である。名前はまだない。

あまりにも有名な始まりの文章

 

吾輩は猫である  夏目漱石

 

何年かに一度読み返す私の愛読書

人って何かと周りが気になり話題にしたいもの

決して悪口ではないけれど

人の不幸は蜜の味。人のうわさは酒の肴。

世間に不満は無いけれど

少し腑に落ちない今の世。時に批評家になる世間の出来事。

 

この小説を読むたびに

「今も変わらず毎日うわさと批評が溢れる世の中ですよ」

そう思ってしまう

 

猫の目から見た人間たちは

滑稽で意地悪で臆病で人情深くて

さぞ面白く映ったことだろう

 

どんなに怒っても

どんなに笑っても

どれくらい悩んでも

どれくらい感動しても

 

最後は

ありがたい。ありがたい。

 

時代を感じさせない小説の中の登場人物達

時折、毒を吐く(笑)私のことを

ポメラニアン達はさぞ可笑しく笑っていそうで

目が合うとドキッとしてしまう

 

いかに平穏に心静かに生きていこうか

人は時々考えるけれど

 

愚痴も憤りも意地悪も

猫の目から見れば、子供の駄々のように

可愛いものかもしれないと思う一冊です

 

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「わたくしは犬である。名前は(はな)と決められてん」
もの凄く嫌そうにしながらも撮影協力ありがとう
はなから見た私は、おかしな人間なんやろうなぁ(笑)