こんばんは
期待していなかったお買い得品のりんご
切ってみたらたくさんの蜜が。思わずにやけた
き~やんです
物のため?自分のため?
書店で、目に飛び込んできた黄色い表紙
気になるタイトルに思わず買いました
老前整理 坂岡洋子
昨今の片付けブームも少し落ち着いてきたような
私は「犬との暮らし方」を片付けと言う視点からも
考えていますが
この本は片付けや整理の方法の本ではありませんでした
生前整理なんて言葉も気になってくるお年頃
人生80年とすれば、もう折り返し地点は通過済み
正直、20代と比べて体力の衰えは否めない
経験と物は増えていくのに体力と気力は減っていく
片付け方や整理の方法
星の数ほどある中で、あれやこれやと試してみる
それも大事なことです
しかし、その前の自分の頭と心の状態はどうでしょう?
物をなんとか整理し管理し囲まれていたいのか
自分のこれからの生き方を見直し変えたいのか
この「老前整理」には整理整頓の方法は全く出てきません
その前に向き合うべきことが丁寧に詳細に書かれています
豊かな時代に暮らしている=物が増えていく
心の中で一度は思ったことがあるでしょう
シニア世代になるまでに、今の空間をなんとかしたい
部屋を見渡してそう思うこともあるでしょう
そもそも片付けたいと思うと言うことは
少なからずも物が多くて快適ではないと感じているからでは?
物を減らしたいが、なかなか思い切れない
色々な感情や思い出が思考を止めて手も止めてしまう
実は私もそうでした
物が減らせない。手放せない。
私がまだ20代なら・・・
物に囲まれて暮らしてもいいや。と思ったかもしれないけれど
2日位眠らずに一気に片付ける体力があったかもしれないけれど
残念ながら、どちらもないアラフィフ(笑)
だけど、これからどう生きていきたいか
これは明確に見えてきた
時間と言うものは誰にも平等に過ぎていく
老いと言う現実も確実にやってくる
自分はどう生きたいのか?
物とどう向き合っていきたいのか?
なんとかしたいけど、なんともなっていない
アラフィフ世代のあなたへ
この本をおススメします
どこか心の中で思っていた。気付いていたことを
ズバッと著者の坂岡洋子さんが言ってくれてますよ