こんばんは
暖かい部屋で大あくびをしている愛犬を見ると
口に指を突っ込みたくなるき~やんです
新しい言葉の陰に隠れてしまった古い言葉
古い言葉なんて言い方は失礼かもしれないけれど
残っていてほしい言葉がどんどん消えていくような気がする
お正月を過ぎた頃
私は「向田邦子ドラマスペシャル」を楽しみにしていました
向田邦子さんの小説がドラマに!も楽しみだったのですが
演出家の久世光彦さんも大好きだったんです
久世さんの著書
「ニホンゴキトク」 タイトルから久世ワールド
消えそうな消えてしまった言葉たちが
辛辣に痛快にそして時に面白く文字となって甦って来る
私は新しい言葉も大好きです
「ヤバイ」「イタイ」とか日常で使うし、自分で造語を作ってしまったり
正しい日本語、美しい日本語なんて言われるとかなり怪しい・・・
人生の先輩に愛あるおしかりをうけることも・・・
言葉は生きている
日々成長し変化していく不思議な存在で不可欠な存在
新しい言葉の華やかさやきらびやかさも捨てがたいけれど
忘れたくない言葉もあるはず
流されて流れていく言葉の中で
ふと立ち止まり思い返したい言葉達に出会いたい
そんな気持ちになる一冊です