7月7日晴れ。 | ♡Loveログ♡

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7月7日【七夕】
何年ぶりかに晴れた七夕でした。。。

私は毎年楽しみにしているファミーユの預りボランティアでもあり、プロのjazzミュージシャンでもあるjunkoちゃんの【七夕jazz】を楽しんでいました。

ライブが終わり、携帯の電源を入れた第一報。

『老犬シェルターのヒロキが亡くなりました』

私は、junkoちゃんに挨拶する間もなく。
即効で半田から、名古屋のシェルターまで車を飛ばしました。。。

ヒロキはあまり会う機会がありませんでした。
が、
ヒロキには行ってやりたい思いがありました。

ヒロキは癌に侵されていてやむなく、センターで足を切断する手術を受けていました。


シェルターに来た時にはすでに3本足でした。
そして、全身皮膚病(アカラス)で体全体どころか、顔まで皮膚が真っ黒でした。
この状態を見ればどんだけ劣悪な環境で飼われ棄てられたのか一目瞭然でした。


シェルターボラさんにマメにシャンプーをしてもらい。


3本足でも補助を使ってお散歩してもらっていました。

そんな当たり前の飼い犬としての生活は初めてだったのではないでしょうか。。。

当たり前の幸せな日々は続かず。。。

足の癌がリンパに転移してしまいました。
文太も癌でしたが、癌は日に日に栄養を食い潰し体力を奪っていきます。


食欲も無くなり。病院に通う日々。

シェルターで老犬達を見送って来た私達には分かります。お別れの日が近付いていることを。

今までなら誰かが預り家庭で看取って来ました
が、ヒロキはシェルターで看取る事となりました。
シェルターにいた期間がまだ浅く、
また環境を変えるのはストレスになると思ったからです。


ボランティアさんがシェルターに泊まり込みでヒロキに付き添いました。
彼女は一番ヒロキを可愛がってくれたボランティアさんです♡

きっと人の横で寝るのも初だっただろうね♡

ボランティアさんが泊まり込みで付き添って3日目。。。

7月7日  何年ぶりに晴れた七夕の夜
ヒロキは天の川を渡ってお空へ旅立ちました。


箱には皆からの寄せ書きを書いて、
沢山のお花に囲まれて葬儀をしました。

シェルターで過ごした期間3ヶ月でした。

癌に侵され全身皮膚病で棄てた飼い主といた
10数年より、
シェルターで過ごした3ヶ月の方が皆に沢山大事に愛されたと思います。

ヒロキがシェルターに来た酷い状態を見て、ボランティアさんも皆、もっと沢山大事にしてあげたい。愛してあげたいと思ってたと思います。

ペットは飼い主を選べない。。。
飼う人間次第で天と地の様に犬生が変わってしまう。
葬儀を行った動物霊園には、沢山の亡くなったペットの写真が飾られています。
どの写真にも必ず『ありがとう』と書いてあります。
とても幸せな犬生だったのが分かるどの子も可愛い写真。。。

その写真達の下に置かれたヒロキ。。。

何でこんなにボロボロなんだょ。。。

ヒロキの飼い主は今ここにいない。。。

『ありがとう』も言ってもらえない。。。

ヒロキ、
次に生まれ変わって来るときは何になってもいい!ただ、ただ、
愛のある場所に生まれ変わって来てほしい。

私は最期に『ありがとう』とお別れしました。