飛翔 | ♡Loveログ♡

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老犬シェルター第一号の先生



入所当初は寝たきりでシェルターに来た時には床擦れも酷く...
設立されたばかりのシェルターで
ボランティアさんも先生がなるだけ楽に過ごせる様に、どうしたら床擦れ出来ないかを試行錯誤一生懸命介護していました。



そんなある日...
先生が自立出来る様になったんです!
皆の介護が奇跡を起こしてくれました♡

でも...

喜びも束の間で、再び寝たきりになりました。
先生も皆の愛情に応えようと頑張ったんだね♡

シェルターでは猫の数が多くなり
寝たきりの先生に時間をかけてあげる事が難しくなりました。



なので、代表宅で介護される事になりました。
代表宅に行くといつもリビングの真ん中のテレビ前でテレビの音を聞きながら寝ている先生。私の先生はこのイメージが強いw



私も何度か付き添いしたけど
いつも代表は細い腕で12キロ位あった先生を持ち上げて病院に連れて行ってた。

寝たきりだったけど食欲はあったもんねw

でも、そんな先生もやっぱり老犬
時が来ました...。



3月1日 朝7時頃
代表の腕の中で犬生の幕を閉じました。



ファミーユ家  愛犬  先生
今、寝たきりだった足を伸ばして
空高く虹の橋を翔けはじめました。飛翔!



私の好きな写真♡
動かなくなった足を『しぇんしぇ~♪』て
歌いながらマッサージしてあげる代表♡

動かなくなってもいつもマッサージしてもらってたから虹の橋もつまづかずに渡れるね♡

向こうに着いたら希と文太によろしくね♡

...  ...  ...

ここで、見送って貰えて幸せだったね。
で終わるのではなく
私が伝えたい事...

先生を10年以上も飼って
寝たきりの状態で見捨てた飼い主がいる。

シェルター設立が間に合ったから先生が殺処分されずにすんで、沢山のボランティアさんに愛情を注いで貰えたということ。

本来なら最期にその飼い主が流すはずの涙を流した人がいるということ。

老犬シェルターに来た子達は皆そう。
10年以上飼い主と過ごしてて
見捨てられて殺処分逃れてやってくる。

棄てた飼い主に言ってやりたい!

あと数年、あと1年、あと何ヵ月、あと何日
側に置いてあげる事は本当に出来ませんでしたか?
この子達の本当の幸せはずっと一緒にいたあなたに見送って貰う事だったと思います。

どんなに叩かれても
どんなにお腹空かせても
どんなに寒くても、暑くても

喜んで貰いたくて、誉めて貰いたくて、大好きでいてしまうんです!

だから最期まで見る愛情と責任と覚悟がないなら
二度と犬を飼わないであげて下さい。

歳取って病気して手間とお金がかかる
だったら新しい子犬を迎えよう...なんて
同じ事を繰り返して行くだけだ...
老犬は壊れた洗濯機や冷蔵庫じゃない。

心があるんだ。