こんにちは。わんまいブログのAYUKOです(わんふるブログとは?)
4月になって、春休みに入る学校が多いのではないでしょうか。
アメリカの春休みは学校によって時期ばバラけることもあり、道路が空いていたり、ホテルが安かったりすることもあって絶好の旅行チャンスです。
我が家はこの春休みに、RVに乗ってロスからサンフランシスコまで旅行しました。
今回はその様子を備忘録を兼ねて紹介したいと思います。
RVとは?
RVとは「Recreation Vehicle=休暇のための車」と言う意味で、アメリカでは車内にキッチンやトイレ・シャワーが完備された車のことを主に指していて、基本的にはRVだけで日々の生活が完結するように設計されています。
日本ではキャンピングカーと呼ばれたりやモーターホームという呼び方もあるそうです。
車内に全てのものが設置されているということは、当然車体はとても大きくなります。
今回のRVは28フィート(8.5m)だったので、中型トラックくらいでしょうか。
ただ、中型トラックサイズとはいえ、アメリカではこのサイズの車であれば普通免許で乗ることができます。
今回借りたRVです。
今回の旅程
今回はロスでRVをピックアップしてサンフランシスコまで北上するという片道ルートで旅行をしました。
ロスまでは飛行機で行くことも考えましたが、荷物も多く空港からの移動も大変そうなので、レンタカーで行くことに。
まずはRVを返却するRVレンタル会社の近くまで自家用車で行って、その近くで車を借り南下しました。
金曜日の午後に出発したので、ロスへ行く途中にMotelで1泊して、その後RVで3泊したので計4泊5日の旅行となりました。
ロスからサンフランシスコまでのルートはこんな感じでした。
ノンストップで行くと8時間強のルートを3泊して行ったことになります。
それでは、詳しく旅の様子を見てみましょう!
DAY 1
子供達が学校から帰ってきてから、旅の荷物を車に詰め込み、3時頃にいざ出発!
まずは、旅の終着点である、RVレンタル会社の方へ自家用車で向かいました。
渋滞なしなら45分ほどで着くはずの場所ですが、金曜日の午後とあって道が混んでいてナビによると到着予定時刻は5時ちょっと前。
6時にレンタカーショップは閉まってしまうので、何がなんでもその時間までには到着しなくてはなりません。
、、、しかし渋滞はどんどん酷くなり、到着予定時刻は刻々と伸びていくばかり。
到着予定時刻が5時半になった時、運転している夫が
「もしレンタカーが借りられなかったら、春休みをゆっくり過ごそう」
なんて言い出しました。
私も、子どもと一週間自宅で過ごす覚悟をし始めたところ...!
ようやく長い渋滞を脱し、目的地に向けて快調に走り始めました。
その後は、渋滞が予想されていた場所も比較的スムーズに進むことができ、結局は5時ちょっと過ぎに無事到着。
荷物と子どもでいっぱいのレンタカー
サクッとレンタカーを借りて、旅の始まりです!
途中8時頃にマックで夕食を食べ、ひたすら南下を続けます。
そしてLAまで1時間半ほどに位置する中継地点のMotelに着いたのは、夜中の0時に差し掛かる頃。
子どもたちは既に夢の中で、そっとベットに運び入れ、1日を終えました。
DAY2
朝からテレビに見入る子どもたち
2日目は8時過ぎにMotelを出発してLAに向かいました。
RVをピックアップする前に旅の食材を調達するためにスーパーへ。
サンフランシスコ近郊にはないALDIでのお買い物♪ドイツを思い出しました。
そして、12時頃にRVレンタル会社に到着。
まずは、RVの取り扱いを説明するビデオを視聴して、レンタル手続きを行いました。
レンタカー会社には子どもが遊べるスペースもありました
手続きが終わると、担当者の人と一緒にRVの車内に不備や破損がないか点検して、RVの引き渡し。
レンタカーの荷物を全てRVに積み込み、レンタカーを返却して、RV旅行の始まりです!
1日目の目的地であるRed Rock Canyon State Parkを目指しました。
実はこの日の宿泊希望場所はRed Rock Canyon State Parkのキャンプ場に決まっていましたが、ここはFirst Come, First Serveと言って、先着順でしか宿泊できないので、行ってみないと泊まれるかどうかわかりません。
今日は土曜日、そして到着予定時刻は夕方の5時頃です。。。
不安を抱えつつも、もう後戻りはできません。
とにかく北上するのみです。
そして、Red Rock Canyon State Parkのビジターセンターに入ろうとしたところ、
キャンプ場はFULLとの表示が。。。
心の準備はある程度していましたが、やはりガクッときました。
とはいえ、落胆ばかりしていられません。
ビジターセンターに入ってどこか他に泊まれるところがあるか聞いてみました。
レンジャーによると、大通りの近くではなく、小道に入った砂地であれば基本的にどこでも車を停めて泊まっていいとのこと。
気を新たに今夜の宿泊地を求めて、運転再開です。
レンジャーにもらった周辺のマップを基に、良さそうな場所を探して車を走らせました。
程なく、大通りから少し入ったところに良さそうな砂地を見つけました。
他にもRVやキャンパーがいて、キャンプの設備は整っていないものの、区画を分けるためのポールは立っていました。
しかし、結果的にはここには泊まれませんでした。
良さそうな場所は、よく見ると瓶の破片が散乱するような場所だったり、他のキャンパーに場所のシェアを断られたり。
暗くなってきたのでもと来た道を戻って、ここで仕方がないか、という場所に車を停めて夕食の準備をしようとしたところ、たまたま通りかかったレンジャーに
少し車を走らせるといい場所があるよ、
と教えてもらえました。
もう辺りも暗くなり始めたので今の場所でもいいかも、と思いましたが最後の望みをかけて、移動することにしました。
運転すること数分、先ほどの場所よりももっと更地で、何もない場所に到着しました。
他には1台のRVがあるのみで、砂漠の真ん中という感じです。
急いで夕食を準備して、真っ暗な中で食事をしました。
こんな感じでした
何も空を遮るものはないので、子どもたちはパパと星を眺めて夜を過ごしました。
2日目はちょっとしたハプニングもありましたが、
どこかに車を停められさえすれば、どうにかなる!
と思って落ち着いて入られたのは、生活に必要なものは全て車内に完備しているRV旅行だからこそです。
長くなったので、続きは後編で。