こんにちは。わんまいブログのAYUKOです(わんふるブログとは?

 

半年ほど前から、YMCAに通っています。

 

すごくいいよ〜、とずいぶん前から話は聞いていたものの、なかなか重い腰が上がらず長いこと入会には至らなかったのですが、いざ入会してみると ”なんでもっと早くに入らなかったんだー!” と後悔するくらい様々なシーンで活用できて、今では我が家になくてはならない場所です。

 

特にお子さんをお持ちの方はYMCAを上手に活用すると生活の質がぐっと上がること間違いなしです。

 

今回はそんなYMCAの知って得する活用方法を紹介したいと思います。

(YMCAの回し者みたいですが、ただのー利用者の個人的な意見をまとめたものです(笑))

 

 

YMCAとは?

 

wikipediaによると、以下のように説明されています。

YMCAとはYoung Men's Christian Associationの略称で、キリスト教の主義に立ち、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野で様々な事業を展開する、150年以上の歴史を持つ世界的な組織である。

キリスト教主義に立ち、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野で様々な事業を展開する、150年以上の歴史を持つ世界的な組織である。

活動理念の根幹にキリスト教精神を据えているが、ボランティアおよびプログラムの参加者の信仰を規定してはいない。

1844年にイギリスのロンドンで創立されて、現在はスイスのジュネーヴに本部が置かれている。

日本ではYMCAといえば歌を思い浮かべる方が多いと思いますが、日本でも全国各地にYMCAの施設があり、YMCAと言う名前をを使わずに日本YMCA同盟に所属している幼稚園や野外施設が多数あるようです。

 

信仰を規定していない、とありますが私もキリスト教徒ではありませんが、入会の時に信仰を問われることはありませんでしたし、施設内に宗教を感じさせるものはありません(もしかすると地域によるかもしれませんが)

むしろ、宗教よりも地域コミュニティの繋がりを重視しているように感じます。

 

 

YMCAの特徴

 

YMCAは色々と事業を展開していますが、基本的にはジムとプールがあり、普通のスポーツクラブ同様に月会費を支払うことで施設を利用することができます。

 

実際に入会してみると、やはりスポーツクラブとして健康促進のために利用している人が多い印象です。

 

しかし、YMCAならではと思う点も幾つかあります。

ファミリーフレンドリーであるということは後でゆっくり紹介したいと思うのですが、それ以外にもYMCAならではの特徴があります。

 

一つ目はお年寄りの利用が非常に多いということです。

私は他のアメリカの会員制スポーツクラブに行ったことがないので、比較対象が日本のスポーツクラブだけなのですが、80歳を超えるような方も多く利用しています。

体力をつける為に通っている方だけでなく、自力での歩行が困難な方でもプールなどでリハビリとしてエクササイズをしているようです。

そしてロビーでは顔見知りの方との会話を楽しんでいる方も多いので、YMCAを通して地域の方々と交流していることが伺えます。

 

また、知的障害者の方が多数働いているところもYMCAならではだと思います。

どんな障害があっても社会に貢献できる、ということを身近に感じられるとても良い取り組みだと思います。

 

そして、低所得者に対するファイナンシャルサポートがある点も、営利目的ではなく全ての人の生活改善を目的とした奉仕組織としてのYMCAの特徴と言えると思います。

 

 

 

YMCAの支部

 

各々のYMCAは属する地域のニーズに合わせた独自のプログラムを持ち、月会費もそれぞれ異なる設定をしています。

 

個々のYMCAは幾つかのYMCAを束ねる支部に属しており、その支部内であればどのYMCAでも制約なしに自由に使用することができます。

 

例えば、私はYMCA シリコンバレーのメンバーなのですが、管轄はSanta Clara County全域の9つのYMCAです。

YMCAシリコンバレーの各設備は5〜10マイルおきと比較的近くにあるので、3箇所の施設を日によって使い分けるなど、使い勝手が非常に良いです。

 

YMCA サンフランシスコはSan FranciscoとSan Mateo County内の14のYMCA施設が属していますが、そのうち11箇所はサンフランシスコ市内にあります。

 

YMCA イーストベイはContra Costa CountyとAlameda County内の4つのYMCAからなっています。

 

 

 

ファミリーに優しいYMCA

 

さて、ここまでYMCAの概要について説明しましたが、ここからはYMCAの活用方法について詳しく書いていきたいと思います。

YMCAのYMはYoung Men’sの略であるということからもわかるように、健全な青少年の育成が活動の起源です。

そのため、子どもに対してとても手厚いサポートがあります。そして、それは同時に子どもを持つファミリーにも優しい施設と言えます。

 

具体的にどのような子ども、ファミリー向けのサポートがあるかという説明の前に、我が家のYMCA活用方法を簡単に紹介したいと思います。

 

月曜日:長男がサッカーの練習をしている間に、娘はYMCAのプールレッスン、次男はYMCAのキッズルーム

火曜日:上の2人が学校に行っている間に、次男をキッズルームに入れてママはワークアウト

水曜日:月曜日同様、サッカーの間に娘はプールレッスン、次男もプールで遊ぶことも

木曜日:上の二人はYMCAのマーシャルアーツクラス

金曜日:火曜日同様、次男はキッズルームに

 

予定次第ではこの通りに行かないこともありますが、少なくとも週に3回はYMCAを利用しています。

 

 

無料のチャイルドケア

 

YMCAの利点は色々とありますが、小さい子どもを持っている人にとってはこの利点に勝るものはないと思います。

 

多くのYMCA施設はキッズルームを設けており、親が運動している間に子どもを無料で預かってくれます。

 

チャイルドケアの費用が異常なほど高いサンフランシスコ・ベイエリアにおいて、無料で子どもを見てくれる施設というのは本当に貴重だと思います。

 

施設によって預かってくれる年齢や時間はまちまちですが、概ね生後6週間(6ヶ月ではなく6週間!)、1〜2時間程度、親がYMCA施設内にいることを条件に預かってくれます。

 

もちろんその間ワークアウトをしてもいいですし、ロビーでちょっとした息抜きに携帯を見ていても大丈夫です。PCを使ってがっつりと仕事をしていても注意されることはありません。

 

1つの施設で2時間預かってもらって、他の施設に行ってもう2時間預かってもらうといったように、YMCAをチャイルドケアを最大限利用する方もいます。

 

無料のチャイルドケアの質はどうなんだろう、とYMCAに入会する前は思っていましたが、常時数名の職員がいて、一定数の子どもを超えるとウェイティングリストに名前を載せてロビー等で待つように言わレるなど、ちゃんと個々の子どもに目が届くように配慮されいています。

 

子どもが大泣きするなどした場合は、親が呼び出されることもありますが、多少のことでは呼び戻されることはないです。

 

我が家の次男はシャイなのでなかなか一人ではキッズルームに行きたがりませんが、お友達や兄弟と一緒だと全く問題ありません。

 

まだプリスクールに入っていない子どもをお持ちの方には本当にオススメです。

 

 

豊富なエクササイズクラス+α

 

YMCAでは他のスポーツクラブ同様、豊富なエクササイズクラスがあります。

 

多くは大人向けのものですが、3歳位くらいから参加ができるエクササイズクラスもあります。

 

放課後の時間帯には小学生が参加できるクラスもあり、我が家でも上の子が楽しめるようなクラスに参加しています。

 

クラスによっては事前登録が必要だったり有料のものもありますが、飛び込みで参加可能なクラスもあり、気軽に参加することができます。

 

また、エクササイズに関連したクラスだけでなく、ギターやパソコンのコーディングを子どもに教えてくれるクラスも開催されるなど、運動+αなことを学ぶことができます。

 

スイミングのレッスンに関しては基本的に有料ですが、会員であれば他のスイミングスクールに比べて半額くらいでレッスンを受けることができ、プライベート、セミプラーベートのクラスも全然安く取ることができます。

 

我が家でもマーシャルアーツとスイミングのクラスをとっており、子どもたちはどちらも楽しんで通っています。

 

 

誕生日パーティー

 

アメリカには誕生日バーティーをできる様々な室内施設がありますが、YMCA施設によっては誕生日パーティーを提供しています。

 

内容や値段はYMCAによって異なると思いますが、私たちが行ったことあるパーティーは1時間ほどYMCAの体育館で遊んで、その後個室に移動して、パーティーをしました。

 

マーシャルアーツやバレーなどテーマを選んでパーティーをすることができる施設もあるようです。

 

本当は外でパーティーをしようと思ってたけれど、雨のため急遽室内のパーティー会場を探している、という時でもYMCAは比較的場所が空いていることが多いそうなので、どのYMCAでパーティーができるか調べておいて損はないと思います。

 

 

ファミリーイベントやナイトアウト

 

最後に、これは我が家ではまだ利用したことがないので、詳細はお伝えできないのですが、YMCAでは週末にファミリーイベントを多く開催しており、予定のない週末に子どもを楽しませることができるようです。

 

また、通常キッズルームは親がYMCA内にいなければ利用できませんが、指定されたナイトアウトの日であれば、料金を払うことにより子どもをおいてパパとママで出かけることができます。

 

 

このように、YMCAは様々な面で子育て中の家族にとても優しい施設となっています。

通常3日間トライアウトができるので、よろしければ近くのYMCAを見に行ってみてください。