少林寺三十六房 | 満堂紅のブログ

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龍が如くそして真島吾朗を熱く語ろう

ホーのブログ-バナー さて、リュウチャアフィー氏主演の映画「少林寺三十六房」です・・・。いわゆる「少林寺」を

題材にした映画は色々ありますが、私が特に好きな作品のひとつです・・・。これもジェットリーのデビュー作

と同じく、「仇討ち」ものですね。両親を殺された「裕徳」が少林寺に弟子入りし、厳しい修行の元・・自分を鍛え


ゆくゆくは両親の敵を討つ・・・といった内容です。リュウチャアフィー氏は1950年に広東で生まれ、他の功夫

明星同様、幼い頃から武術の修行を行ってきました。そして、この武術の腕をきっかけに映画界に入ったということです。この「少林寺三十六房」の監督は兄「リュウカーリョン」。(ラウカーリョンと読む方がポピュラーですがリュウと読むことにします^^;)


で・・弟子入りしてからの修行シーンがこれまたすごいんですよね~~。長~~いよくしなる竹の棒の先についた

おもりで寺の鐘を打ったり、(手がブルブル震えてて、しかも手首がすごい青痣になってるんですよね~)食堂へ続く通路の途中に水溜りがあり、その水の上には小さな丸太が浮かんでて・・・兄弟子たちは身軽にその丸太の上を飛び越えて、食堂へ行くのですが~修行を始めたばかりの裕徳君は丸太の上でバランスを取るのもままならず・・・フラフラしているとうちにも皆食堂へ行ってしまって・・・^^;なんとか食堂へついても、おひつの中はカラッポ・・・・。ごはんつぶが申し訳程度にこびりついてるだけ・・・それでも裕徳君はごはんが食べたくて、まだごはんが残っているおひつを見つけ、お茶碗によそうのですが~このお櫃は「高僧」たちのお膳にあったもの・・・。


当然怒られ・・・・^^;すきっ腹を抱えるハメに・・・。他には天井からぶら下がったサンドバッグを頭突きで突破するというのもあり・・・みっちりと砂がつまったサンドバッグはとても硬く・・・ゴンゴンと頭突きをしていうるちに、頭がズキズキと痛みはじめ・・・皆、フラフラ・・・。しかし、裕徳君は気力で突破し・・・。そして、すんごい太くてでっかい二本の線香が横向きに・・向いあうように置かれていて・・・その間の空間に顔を入れ・・・しかも火がついているので

少しでも顔を動かせば、あっちっちーー!!となる状態で、眼だけを動かし・・・僧侶が光る鏡をつけたメトロノームのような物(分かりにくくてすみません^^;)を左右に動かし、その光を追う・・・という修行・・・。あと、「木人」のような物体が置かれた房では


同じく鏡がついていて、それがくるくるまわり・・・その光に反応して、木人に攻撃をする・・・といったのもありました

(ちょっと記憶が曖昧になってるので、--;間違ってたらすみません)・・・・。そうそう・・・裕徳君が僧侶を相手に

武器を選んで試合をするシーンがあるのですが(また、この僧侶を演じてる俳優さんがカッコイイんだな・・^^;男前で)槍やら、剣やらで立ち向かうのですが悉く跳ね返され・・・・裕徳君はどうしたものかと思案した末・・・寺の裏に生えている竹で「三節棍」を自作し、見事僧侶から勝ちを奪うシーンがすごく好きですね~~~。そして、そして


厳しい修行を終え、下山した裕徳君・・・。(これは裕徳君(僧侶名は三徳)が一般のひとたちにも武術を教えられる、三十六房を作りたい・・・との申し出に、寺の戒律に逆らった(あくまでも名目)として山を降りた)。両親の仇である、清朝の将軍「ティエン将軍」に戦いを挑み・・・。見事仇討ちを果たすのです。いや・・・しかし・・・。


裕徳君・・・否、三徳君がひとつ、ひとつ修行を突破して行く姿は見ていてこちらも熱くなります。「がんばれっ!!

三徳!!もう少しだっ!!」ってな感じで^^;先程の食堂の水溜り・・・三徳君は僧侶から丸太の上でごはんを食べろと言われ、おっとっととおーーー!ってなりながら、でもバランスがとれなくてお茶碗をひっくり返してしまい

・・・(ああーーーもったいない・・いや、またごはんお預けーー;)になっていたのが、修行の末軽々と丸太の上を飛び越え・・・余裕でごはんを食べられたときには~本当によかったなあああ~~~と、^^;思いました・・・。


私がこの映画を見たのは~~いつだったか・・・ハッキリとは覚えてないんですけども~~テレビで見たんだと思います・・・。すごい面白い映画だなと記憶に残りました・・・。それから、チョウユンファとティさまの共演した「タイガーオンザビート」で、リュウ氏が出演しているのを見たときは~~うれしかったですね~~。(しかも、カッコイイ

!!!スーツを着ていて、髪もおしゃれなショートヘアーで^^スーツ姿のリュウ氏を見たのは初めてでした。あ

あと、ヴァネスウー主演の「少年阿虎」にも出演していました)


そうそう、それからこの「少林寺三十六房」には続編があるんです「2」が・・・内容はまたガラリと変わりますがね