土日は雨模様でしたが、9700形も終盤。模型工作にいそしみました。
クランクピンの丈が長く、メインロッドが幅方向にぶらぶらするので、旋盤でΦ3-2パイプからt0.5厚のカラーを切り出し、メインロッドとサイドロッド間にはめ込みました。ピン径がΦ2.010だったので穴をヤスリで拡大しました。
カラーを輪切りの際、カッターナイフ突っ切りバイトの刃先が食い込んで、カッターがずれてしまいました。粉砕、飛散などの危険な破壊をせずに、半田が粘ったのが注目されます。
炙ってカッターを外すと、カッターの黒皮のせいで半田が回り切っていませんでした。今度は黒皮を磨いて半田を十分載せました。
ハンダゴテを当てて再度結合。半田は鉛フリー半田を用いました。
機炭間渡り板を付けました。板はt0.3網目板。ヒンジはΦ1.3-0.55パイプを中央に取り付け、ヒンジの軸は洋白線をパイプに差し込んで曲げて、網目板の裏面に貼りました。
他に煙突の取付方法を変更するなど、細部に手を入れました。カウキャッチャータイプのオプションデッキの台も、前方にアングルをネジ止めして、安定させました。これで塗装前完成です。塗装は梅雨明け後になります。
ヨックモック・シーガルの箱を利用して収納箱を用意しました。クッションは会社の事務機器梱包用の廃棄品で、15㎜角のサイコロ状に切れ目を入れたもの。都合の良い寸法に手で千切って使えます。オプションデッキも空間を作って収納。C51やD51と同じ箱への収納は贅沢ですが、ミカドの元祖であれば、それでも良いでしょう。