C10,C11の製作 その181:従台車復元装置 | 鉄道省半田鉄道局

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1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

8日、半田鉄道資料館ボランティアで出掛けていましたが、帰宅後は頑張って模型工作に励みます。課題になっていた従台車の復元装置に着手します。どのような構造にしようかと、ずーっと考える、というか脳内イメージ構築を行っていたのですが、何とかなりそうと踏み切ったのです。

トビーC11は、床板取付ねじ頭が後部台枠下面に出ているので、取付ねじはバインドねじとし、これに復元ばねを共締めします。ピアノ線が不足の事もあり、Φ0.4燐青銅線としました。ばね線はヘアピンに曲げ、従台車中心ピンの手前で切りました。

従台車スィング腕の、中心ピンの手間にばね線を受けるアングルを半田付けしました。アングルは□パイプをL字に切り出しΦ0.5穴を明け、ここに、ばね線先端を差込むようにします。

こんな感じに。スィング腕はエエ感じに中心に復元されます。同時に上下押さえ効果もあります。

R600線路上で確認。先輪が浮くことがあるのが気になります。中心ピンの自由度が足りないかもしれません。

他の中村精密C11、トビーC10、エッチング板C10も、復元の方式はトビーC11と同じですが、線ばねは板に取付け、これをM1.4ネジで後部台枠下面にネジ止めしています。

4両の従台車の復元も完了。実際の評価は、電動走行で試運転してからですが、感じは良さそうです。従台車の回転止めは追加した方が良さそう。E10、2700形でも同じ方法でいけるかな。まあ、課題が一つクリヤできて、ヤレヤレです。

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