こんにちは!皆さん。

飲食店が繁盛すると、よく言われる言葉があります。

「次は2号店ですね」
「何店舗まで増やすんですか?」

店が増えることは、わかりやすい成長に見えます。売上も増え、働く人も増え、会社の知名度も上がります。もちろん、多店舗化には大きなメリットがあります。

ただ、本当に「店舗数が増えること=店が良くなること」なのでしょうか。

1店舗と2店舗では、単純に仕事量が2倍になるわけではありません。自分がいない店が生まれ、味やサービスだけでなく、人材育成、評価制度、情報共有、理念の伝え方まで必要になります。

料理のレシピはコピーできます。照明やBGMも同じにできます。しかし、店の空気や居心地、スタッフ同士の呼吸まで、そのまま移すのは簡単ではありません。カルピスも水を入れすぎると、ただの白っぽい水になります。

だからこそ、多店舗化を考える前に、「僕たちは何を増やしたいのか」と問い直す必要があります。

売上でしょうか。
利益でしょうか。
社員が活躍できる場所でしょうか。
お客様に喜んでもらえる機会でしょうか。

目的が利益なら、今ある店の料理や接客を磨き、ロスを減らし、スタッフが辞めない環境をつくる方が強くなる場合もあります。

店を横に広げるだけが成長ではありません。今ある店を深く掘り、地域との関係やスタッフの働きやすさを育てることも、立派な成長です。

多店舗化は目的ではなく、あくまで手段です。

1店舗を世界一の店にする道もあります。目の届く数店舗を丁寧に運営する道もあります。

大切なのは、何店舗あるかではありません。お客様、働く人、会社の三者に、健全な価値が残っているかどうかです。

増やす前に、まず深くする。

これからの飲食店には、そんな成長の形があってもいいと思います。

 

今日の気づきの“裏側”は、Noteのほうで書いてみました。
よかったらのぞいてみてください

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