こんにちは!皆さん。
今日は、坂の多い街、長崎について書きたいと思います。
長崎と聞くと、港町の景色や夜景、ちゃんぽん、カステラ、路面電車などを思い浮かべる方も多いと思います。
でも、僕にとって長崎を強く印象づけているものの一つは、やっぱり坂です。
長崎は、本当に坂の街です。
少し歩くだけで坂が現れますし、油断していると急に階段が出てきます。
「ちょっとそこまで」のつもりが、気づけば足腰と真剣な会議をすることになります。
正直に言えば、坂の多い街は不便です。
移動には時間がかかりますし、荷物が多い日や雨の日は大変です。
高齢の方やベビーカー、車椅子を使う方にとっては、毎日の生活に関わる切実な問題でもあります。
だから、坂の街をただ「風情がありますね」とだけ言うのは、少し乱暴だと思っています。
でも同時に、長崎の坂には、今の時代が忘れかけている大切なものもある気がします。
今は、何でも効率よく、早く、無駄なく進めることが求められる時代です。
タイパという言葉もすっかり当たり前になりました。
動画は倍速で見て、道は地図アプリで最短距離を選び、待ち時間はできるだけ減らす。
もちろん便利さは大切です。
僕も便利なものは大好きです。
ただ、すべてがスムーズになりすぎると、人生から「まごつく時間」が消えてしまうのではないかと思うのです。
旅の思い出も、予定通りに進んだことより、道に迷ったことや、遠回りして見つけた景色の方が記憶に残っていたりします。
長崎の坂は、最短距離を簡単には許してくれません。
息が上がります。
足が重くなります。
でも、その途中でふと振り返ると、港や街並みが見えることがあります。
その瞬間に、「急がないから見える景色もあるんだな」と感じます。
不便さを美化しすぎる必要はありません。
暮らしを支える仕組みや安全な道づくりは、絶対に必要です。
でも、生活を苦しめない範囲で、少しの遠回りや立ち止まる時間は残しておきたいと思います。
長崎の坂は、僕たちに静かに問いかけているようです。
「そんなに急がなくても、ちゃんと着きますよ」と。
効率化の反対側には、面倒くさいけれど愛おしい豊かさがあります。
長崎の坂には、その豊かさがたくさん詰まっているのだと思います。
今日の気づきの“裏側”は、Noteのほうで書いてみました。
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