こんにちは。
今日は「言葉の使い方」について書いてみたいと思います。
飲食の現場には、昔堅気の職人のような先輩たちがいます。
グラスを磨く手つきは美しく、お客様の小さな変化にもすぐ気づく。誰よりも早く出勤して、黙々と準備をする。そういう背中を見ると、やっぱりすごいなと思います。
ただ、その一方で、若いスタッフへの言葉が少し強くなりすぎることもあります。
本人たちに悪気はないのです。むしろ、お店への愛情が強いからこそ、厳しく言ってしまうのだと思います。
でも、どれだけ正しいことでも、伝え方を間違えると相手の心には届きません。
正論は大事です。けれど、正論は切れ味の良い包丁のようなものです。使い方を間違えると、相手を育てるどころか、傷つけてしまうことがあります。
特に今は、世代によって言葉の受け取り方も違います。
たとえば、チャットで「了解しました。」と送っただけで、若いスタッフからは「怒っているのかな」と思われることもあります。
先輩としては、ただ真面目に返信しただけかもしれません。老眼と戦いながら、必死にスマホを打った結果かもしれません。そこに悪意はないのです。
でも、受け取る側には冷たく感じることがあります。
だからこそ、言葉には少しだけ温度をのせる必要があります。
「了解です!ありがとう」
たったこれだけでも、相手の安心感は変わります。
言葉を選ぶことは、相手に媚びることではありません。自分の意見を曲げることでもありません。
自分の伝えたい芯を崩さずに、相手が受け取りやすい形に整えることです。
昔は「背中で語れ」の時代だったかもしれません。
でも今は、その背中の意味を、丁寧な言葉に翻訳して伝える時代です。
言葉は、投げるものではなく、そっと置くもの。
今日もできるだけ丁寧に、自分の言葉を使っていきたいですね。
今日の気づきの“裏側”は、Noteのほうで書いてみました。
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