今日はベトナムのお隣。
カンボジアの本です。
カンボジアも、冷戦期、やはり資本主義と共産主義で、国内が真っ二つに割れてしまいます。
ただ、ベトナムが、北がただひたすら団結し、様々な外的勢力と戦うのに対し、カンボジアは様々な事情が入り組み、更に複雑化します。
米中ソだけでなく、隣国の強国であるベトナムの介入、そしてカンボジア王家の存在、そしてかつて植民地支配していたヨーロッパ、また都市部と辺境部の人間対立等等、その混乱ぶりはベトナムを遥かに凌ぎます。
ニュースに良く出る、軍事政権という言葉。
クメールルージュのポルポトによる、大量虐殺。
アウンサンスーチとは、何者なのか。
日本の新聞報道では全く書かれない真実が、この本を読むと分かります。
そして、日本の新聞が、いかに上っ面しか書かないか、良く分かります。
カンボジアは、結果として弱かった国だからこそ、混乱の極みに陥りました。
ただしかし、その中でも、人は懸命に生きている事が分かる本です。
