「やってみる」大切さ | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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今日は、お得意様の御客様の五葉松の剪定に行ったのですが。

 

 

去年、私が少し五葉松の剪定を教えた・・・というか、「こうすればいいですよ」的なアドバイスをしたのですね。

 

 

で、御自分で、私に言われたとおりやってみたみたいです。

ぱっと見た時に、下枝に明らかに手が入ってまして、それで聞いてみたのですが。

松の剪定は、やったことが無い人にとっては、基本的に難しいものです。

特に、五葉松ですと、尚更ですね(因みに、一番分かりやすい松の剪定は、黒松だと思います)。

 

 

やってみるという事は、とても大事です。

 

 

まずはやってみる。

おっかなびっくりで良いから、自分でハサミを持って、やってみる。

それで初めて分かる事がたくさんありますし、やってみないとスタートラインに永遠に立っていない事になります。

 

 

お客様は、私に言われた事を頭に入れて、youtube動画で見ながらやってみたみたいです。

今風ですよね。

でも、それなりに出来ていました。

最初、これだけ出来ていれば上出来です。

 

 

植木の松の剪定というのは、基本的に冬の一回剪定です。

冬場に、古い葉を落とし、芽を摘みバランスを整えるだけです

松の剪定が分からない人は。。。


最初のスタートとして、古葉を全部落とせばいいです。

これには、失敗がありません。

プロも全部落とすのですから。

 

で、次に芽摘みになるわけです。

長い芽を短くすればいいのですね。

これも失敗はありません。

長く伸びた芽は、プロも短くするのですから。

 

 

問題は、芽の選び方ですよね。

 

 

で、これは特に頂点部が難しいわけです。

なので、やった事が無い人は、頂点部からは攻めない。

下から攻めれば、芽の選び方が分かりやすいはずです。

 

で、下から攻めて、分からない部分は、置いておけばいいんですね。

そこはプロに任せればいい。

そうやって、少しづつ剪定になれる事が大事です。

 

いきなり、プロのようにいくわけはありません。

それは良いのです。

大事なのは、スタートしてみる事です。

 

そして、分からない部分があったら、聞いてみる。作業を見てみる。

すると、やった事が無い時の自分では分からなかった部分が、やった事のある自分が分かる時があります。

 

 

つまりは成長するのですね。

 

 

※因みに、松の剪定は、基本上からです。
 下から攻めると赤松等の場合、枝枯れする場合があるので注意です。

 そういう場合は明日プロが来るというような時間差が無い時にやってください。

 

※私が庭木の五葉松としては、恐らく日本最高レベルの剪定と思ってるのがこちら。
 愛媛県西条市八勝亭の玄関前の五葉松。

 ここのオリエントの社長は盆栽好きで有名で、社長自らが五葉松の剪定を手掛けています。

 この盆栽剪定をすると、もの凄い日数がかかりますが、出来栄えは本当に芸術品のように素晴らしいです。