京都紀行part3・東福寺2 | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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東福寺で、一番雄大な庭がこちら。

 

 

これは、外側から見た写真となります。

下には堀があり、東福寺が、かつて城塞に近い構造だったのが見て取れます。

 

 

明智光秀が曰く、「城を作るには、神社跡か寺院跡が良い。」

 

 

つまり、かつての神社や寺院とは、権力の集まる場所であり、それは即ち軍事拠点だった事を意味します。

 

 

その平面ではない場所を、実に見事に庭園風にリフォームしていますね。

植わっているのは、モミジです。

モミジを綺麗に散らして植えているだけなのですが、それでこれだけ見事になります。

 

 

コツはどこにあるかと言いますと、つまりモミジに徹底しているところにあります。

下手に中木を植えたりすると、五月蠅くてしょうがないのです。

しかも、ほとんどがヤマモミジですね。

これが、シンプルイズベスト。

 

 

これをアレコレ色んなモミジを植えてしまうと、西洋のガーデニング調になってしまい、不粋になるのです。

 

 

雑木を植えているのに、スッキリしている。

これが、日本庭園の真髄の一つだったりします。