3月、大阪と兵庫に行った時、ついでに京都に寄ってみました。
せっかく大阪と兵庫に行くのですから、1日くらいは京都へと。
で、京都五山の一つ、東福寺へ。
ちょっと、その庭のご紹介等を。
東福寺といえば、一番有名なのがコレです。
市松模様の苔と踏み石ですね。
実は東福寺といえば、もっと雄大な庭があるのですが、この写真の場所がどうしてこれほど有名で、パンフレットで一番使われているかというと、それはそれだけこの庭が素晴らしいからなんです。
市松模様と言えば、日本になじみが深いと思われるかもですが。
日本庭園において、このような幾何学模様は、従来タブー(禁忌)なんです。
このような幾何学模様は、西洋庭園によくある技法でして、日本庭園ではまず無い。
平安時代クラスの庭に、左右対称の建築(宇治平等院鳳凰堂が有名)に阿る左右対称が多少あるかないかくらい。
日本庭園は、自然を良しとするので、人工的な幾何学模様を嫌う傾向が極めて強いんです。
このタブーを、いかに日本庭園風にまとめるか。
しかも場所は、京都五山の東福寺です。
そこで、江戸時代からある、市松模様を模した。
しかも、写真手前から写真奥にかけて、市松を散らしてますよね。
この散らしがとても大事でして、この散らしに日本的な美が表現されているんです。
このチャレンジは、私も「おおおっ!」と思いますね。
この場所は、普通の人が見ると、たぶんそこまでインパクト感じないと思います。
ただ、このチャレンジには、魂がある。
それを、感じてもらえたらと思います。
