さて。
スペシャルな技術があれば良いのか?
やっていけるのか?
というと、ある意味YESですし、ある意味NOです。
まずYESの場合。
庭師は、目に見える仕事です。
腕が良ければ、プロの目から見たら、誰でも「ああ、この人は出来る人だ。」と伝わります。
庭師でスペシャリストだと、仕事が出来る出来ないもありますが、人格も評価されます。
何故なら、それだけ腕が良い人は、センスが良い悪いもありますが、必ず一生懸命仕事をやっている人だからです。
御客さんから声もかかりますが、同業者からも声がかかります。
また、庭師で独立する場合、やはり何かの自信のある看板があった方が良いでしょう。
じゃないと、独立しようという気も起きないかもしれないし、他の業者との競合で負けるかもしれませんから。
スペシャリストになるにはどうすれば良いかというと、もうこれは死に物狂いで仕事するしかありません。
話は簡単(?)ですね。
因みに私は20代の若い時、月残業で250時間くらいしてました。
今ではこういう事すると、ブラック企業と叩かれるかもしれませんが、私はあまり気にしないです。
仕事をするという事、仕事が上手になるという事。
スペシャリストになるという事は、つまりそういう事だからです。

※2年前に植替え作業した五葉松。 これだけの五葉松は、日本にそうありません。
剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/