まずスペシャリストなんですが。。。
庭師の世界において、スペシャルな技術というのは、おおまかに分けて2種類です。
それは、「技術」と「営業技術」です。
庭師で例えるならば、剪定の腕とか、植替え技術とか、植物知識とかがつまり技術。
良い単価で仕事を取ってくるのが、営業技術です。
剪定の腕が良ければ、営業力が無くてもそれなりにやっていけるでしょう。
良い仕事をやっていれば、口コミでいずれお客様は増えるでしょうから。
これは庭師の仕事が、「目に見える仕事」である事が大きいです。
綺麗にしていたら、「あなた、私のところもお願い」と、道行く人から声もかかります。
また、剪定が出来なくても庭師・・・広義でいう造園業は出来ます。
仕事を取ってくる営業技術があって、腕のいい下請けを抱えていれば。
大手の造園会社では、営業を専門で雇う会社があるそうです。
私ですか?
私は、やはり営業より技術です。
スペシャリストかどうかはおいといて、技術畑です。
営業技術というのは、あくまで腕と知識に自信がある、その上でついてくるものだと思います。
そうでないと、お客様と打ち合わせ出来ませんしね。
ただ、私の場合喋るのが好きなので、あまり職人かたぎとは思われないようです(笑)
本当は、技術と営業技術の2本柱の後ろに、「会計」があるのですが、それはちょっと置いておきます。

※技術の極み(盆栽美術館より)
剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/