六義園をくるりと廻っていると、小屋がありました。
「つつじ茶屋」というのだそうです。
この風情は、とても良くて、私も思わずにんまりしてしまいました。
というのは、つつじ茶屋は、まさに峠の茶屋と呼べるような場所にあるんですね。
具体的に言うと、築山を超えたところにあるんです。
つまり、まさに峠を越えたところに、峠の茶屋のようにある。
峠を越えようとしている時には茶屋は見えず、越えたところにぽつんとある。
庭を歩いてて、休憩場所としてドンピシャの場所にあって、この配置は絶妙ですね。
また建物が面白い。
つつじ茶屋は、つつじの樹を柱に使っているのだそうです。
通常、つつじというのは、柱になるほど太るものでは無いので、これは相当エンスーな造りです。
京都銀閣寺の、南天の床柱に匹敵すると思います。
こういう凝り方も実に私好みで、庭の素晴らしさに決して劣らない建物と言えると思います。
