さて、今回の旅行は勉強旅行。
というわけで、深夜バスで5時に京都に着き、そこから怒涛のように庭を見るコースになりました。
まずは、清水寺です。 (・∀・)b
何故かというと、朝の6時から開いてる寺は、清水寺くらいしか無いからです(笑)
素晴らしい三門ですね。
この余裕がある空間の使い方。
この場所は庭園ではありませんが、この空間の余裕こそが、京都の庭園を支える根本だと思います。
京都のお寺の庭園の根本を支える樹木は、「紅葉(もみじ)」と「桜(さくら)」ですよね。
何故、紅葉と桜なのか。
それは、様々な理由があるのでここでは書きませんが、紅葉と桜の庭園を支えるのは、空間の余裕なんですね。
空間の余裕が無いと、庭の主木としての紅葉と桜はありえないからです。
紅葉と桜は、剪定が非常に難しい樹です。
紅葉と桜は、鋏を入れ辛いんです。
入れたとしても、それで綺麗になる事がほぼ無い。
桜は切り口から腐りが入るし、紅葉は切り口から枝がバラけて樹形がおかしくなります。
なので、基本、紅葉と桜は剪定をしないのですが、剪定をしないと大きくなってしまいます。
大きくなる樹木で庭のバランスを保つためには、それだけ空間の余裕が無いといけないんですね。
ですので、空間に余裕が無い東京では、京都のような庭は難しいと思います。
かといって、京都が空間に余裕がある街なのかというと、これが違っていて、しかしながらその話はまた後にw